
以前もお伝えしたように、本日、北大の学祭の出し物で、サイエンストーク「ロシア・ウクライナ戦争で私たちの食卓はどうなる?」というのをやらせてもらう。基本的には農業についての報告なのだが、北海道にとっての重要性にかんがみ、ロシアからの魚介類輸入にも少しだけ触れることにした。その目的で、上掲のようなグラフを作成した。
現在のところ、日本はロシアからの魚介類輸入の関税率をわずかに引き上げただけで、輸入は禁止していない。実際にもグラフに見るように輸入額はあまり減っていない(円表示なので、過去2年くらいは円安で額が膨らんでいる面もあるかもしれないが)。
北海道は例年、日本の対ロシア魚介類輸入の20~30%程度を占めている。「お魚王国」であるはずの北海道が、現実にはかなりの資源をロシアに依存しているのである。
北海道がロシアから輸入している主な品目は、うに、かに、さけ・ます、いくら、ほたて等と見られる。
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