
シリーズで中国の旧ソ連諸国との輸出入額のグラフをお目にかけてきたが。本日は中央アジアのカザフスタンおよびウズベキスタンとの貿易動向である。
まず、中国の対カザフスタン輸出入動向が、上図のとおり。カザフ側にとってみれば、自国の輸出が伸び悩み、ここ2年ほどで不均衡が大きく広がった点が気がかりであろう。
次に、中国とウズベキスタンの輸出入動向が下図だが、カザフ以上に不均衡が目立ち、ウズベク側の赤字が肥大化している。むろん貿易は必ずしも二国間で均衡させる必要はないわけだが、ただ、中国から買うものは多くても売るものがないという状況は、好ましいものではない。

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