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 代わり映えがなく恐縮だが、今般ロシア統計局が8月の消費者物価統計を発表したので、定番のグラフを更新してお目にかける。毎度申し上げるとおり、グラフがどんどん横長になっているので、クリック・タップし拡大してご覧ください。

 8月のロシアの消費者物価は、前月比0.08%減、前年末比4.67%増、前年同月比6.33%増だった。ロシアでは夏は青果物を中心にデフレになる傾向があり、昨年8月以来1年ぶりに単月で小幅ながら物価下落を記録した。

 下図は、消費者物価を食料品、非食料商品、サービスに分けてその推移を示したものである。8月単月では、食料品が前月比0.26%減、非食料商品が0.53%増、サービスが0.54%減だった。

 注目されるガソリンは、前月比0.76%増と、意外とそれほど高騰していない。ただ、これは価格管理が行われているからと見られ、価格自体よりも品薄や行列という形で危機が表れているからではないか。

 ところで、8月のデータで最も興味深いのは、サービスの中の「ロシアの黒海沿岸への旅行」という項目が前月比19.7%も下落していることである。本来であれば、8月はハイシーズンのはずだが。このあたりにもウクライナによる攻撃のダメージを見て取れそうである。

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