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 今般ロシア統計局より7月の物価統計が発表されたので、定番のグラフを更新しお目にかける。毎度申し上げるように、ウクライナ侵攻後の推移を一まとめに可視化するのが目的であり、戦争が長期化するにつれグラフもどんどん横長になっているので、クリック・タップし拡大してご利用いただければ幸い。

 7月のロシアの消費者物価は、前月比0.54%増、前年末比4.75%増、前年同月比5.98%増だった。毎度申し上げるとおり、ロシアでは夏は本来デフレの季節であり、7月のインフレ率はその割には若干高かった。

 7月の前月比上昇率をカテゴリー別に見ると、食料品が0.29%増、非食料商品が1.26%増、サービスが0.07%増だった。下図に見る通り、サービスが物価上昇を牽引する状況が続いていたが、7月には非食料商品が値上げの主役になった。

 それをもたらしたものが、ウクライナの攻撃を受けたロシアの燃料危機であることは、明白だ。非食料商品の中でも、7月に前月比22.4%増と突出して値上りしたのが、自動車用ガス燃料(主としてプロパン・ブタン系LPGなど)であった。そして、軽油が9.2%増、AI-95ガソリンが6.7%増、AI-92ガソリンが6.4%増などと続いている。

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