
Meduzaのこちらの記事が圧巻だったので、簡単に紹介しておきたい。ウクライナのドローン攻撃への対応として、モスクワはじめロシアのヨーロッパ部では空港が一時稼働を停止される事態が頻発しており、それを集計したものである。
Meduzaの記事が指摘しているのは、「空港が攻撃される危険」そのものよりも、「航空システムが予測不能になってきた」という点。6月以降、モスクワ4空港(シェレメチェヴォ、ドモジェドヴォ、ヴヌコヴォ、ジュコーフスキー)も、ウクライナのドローン飛来に伴って何度も離着陸停止となり、数百便規模の欠航・遅延が発生した。空港自体が攻撃されることよりも、防空上の理由で空域を閉鎖するために機能が麻痺するケースが増えており、しかもそれが単発ではなく、6月以降かなり頻繁に起きているわけである。
上掲の図は、各空港で制限が導入された日数を示している。2026年の数字は、上半期だけの途中経過だが、ヨーロッパ・ロシア部の空港ではすでに2025年通年の日数と同程度か、それを上回る日数で稼働停止が発生している。そうした中、シベリア・極東の空港はほぼ無傷となっている。
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