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 先日、「ロシア経済見通しの下方修正が不可避に」という話題をお届けした。当然の成り行きながら、それを踏まえて2026年の連邦予算も修正するという流れになっているようである。こちらの記事が伝えている。

 記事によると、2026年のロシア連邦予算は、国外経済情勢を考慮して修正される可能性がある。A.シルアノフ蔵相がテレビ局「ロシア24」のインタビューで明らかにした。予算法の修正の可能性についての質問に答え、彼は「外部の経済情勢を踏まえ、指標が若干ずれたり、多少変更されたりする可能性がある」と述べた。同時に大臣は、優先的な義務は維持されると強調した。「国民に対する義務、国家プロジェクトおよび我々の技術イニシアチブに関する義務は、必要な資金によって確実に履行される」と彼は述べた。2026年の連邦予算法は、昨年11月28日にV.プーチン大統領によって署名された。2026年の予算歳入は40兆2,800億ルーブル、歳出は44兆700億ルーブルの水準で計画されている。またシルアノフ蔵相は2月25日、2026年におけるロシア連邦予算の石油・ガス収入の割合は20%未満になると述べた。彼によれば、経済はそれらへの依存度を徐々に低下させているという。さらに大臣は、石油の基準価格(カットオフ価格)の引き下げを含め、財政ルールの強化の可能性を政府が検討していると付け加えた。

 以上が記事のあらまし。蔵相は、ロシアの景気悪化という国内要因ではなく、国外の経済情勢を踏まえた予算見直しと強調している。ただ、それが意味するのは主として、ロシアの輸出するウラル原油の価格低迷であろう。ウラル低迷は、ロシア自身の行動が引き起こしたものであり、純粋な意味での外部環境ではなかろう。


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