
こちらの記事が、2025年のパイプライン「シベリアの力」を通じたロシアの対中国ガス輸出量を伝えているので、それを使って従来のデータとあわせ上掲のようなグラフを作成した。せっかくなので、記事を以下のとおり抄訳しておこう。
ロシア・ガスプロム社の発表によれば、「暫定データによると、2025年にガスプロムはガスパイプライン『シベリアの力』を通じて中国に388億立米のガスを供給した。これは2024年の実績を24.8%上回る。この結果、ガスプロムは中国向けに、欧州の非CIS諸国(トルコを含む)向け輸出の合計を上回る量のパイプラインガスを供給した」としている。
ロシア産天然ガスの「シベリアの力」を通じた中国向け供給は、ガスプロムと中国のCNPC(中国石油天然気集団)との間で締結された長期のガス売買契約に基づき、2019年に開始された。
2024年には、この幹線パイプラインを通じて311億2,000万立米のガスが輸出された。2024年12月1日には、当初の予定より1か月早く、「シベリアの力」における日量供給が契約上の最大水準(年換算で380億立米)に引き上げられた。
2025年には、春季に計画されていた夏季の定期技術保守が、ガス供給を停止することなく初めて実施された。また同社は、同パイプラインを通じた日量供給の新記録がたびたび更新されたことも定期的に報告している。物理的な供給量が契約量を継続的に(たとえ小幅であっても)上回っていることは、日々の供給が安定して行われていることを示す指標となり得る。これは、現在の暖房シーズンおよび燃料使用量の増加期において、消費者にとって特に重要である。
ロシアは、パイプラインガスおよびLNGを含め、中国にとって最大の天然ガス供給国となっており、中国の天然ガス輸入のおよそ3分の1を担っている。
ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします