
ロシアが近年進めている輸入代替政策は、だいたい掛け声倒れに終わっているが、食品の分野ではある程度進捗し、勢い余って輸出に転じているものも少なくない。そんなパターンの一例で、こちらの記事が食肉等の輸出増を伝えているので、以下抄訳しておく。
ロシア農業監督庁によると、2025年のロシアからの食肉および肉製品の輸出は、2024年の82万4,100tと比べて10.6%増加し、91.1万t強となった。
内訳として、家禽の肉および食用内臓の輸出は7.2%増の40万9,500t、豚肉は22.7%増の27万500t強、小型および大型家畜ならびに豚の食用内臓は34.1%増の約9万400tとなった。さらに、加工済み肉製品の輸出は8万4,100t、牛肉は3万3,300t強、乳製品は19万1,900tだった。また、生体動物の輸出も74.5%増加し、69万4,200頭に達した。
なお、2025年の実績では、ロシアから輸出された野菜、根菜類、塊茎類は36万7,300tとなった。また、ジャガイモも多く、20万7,000tに達した。次いで輸出量が多かったのは、根菜類(ニンジン、カブ、ビート、セロリ、ラディッシュ)で、2024年比45.1%増の5万4,400t超、タマネギとニンニクが3万6,800t、キュウリが2万4,500t強だった。
さらに、2025年には果物とナッツが9万3,700t輸出された。加えて、仁果類(リンゴ、ナシ、マルメロ)の出荷量は2.7倍の2万300tに増加し、ナッツ類は52.2%増の6,000tに達したことも報告されている。
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