
こちらの記事が少々気になった。これによると、ロシアは2025年1~11月に、鳥の羽毛およびダウン(羽毛)の輸出を4%増やし、約2,100万ドルに達した。連邦センター「アグロエクスポルト」が明らかにした。2025年の最初の11か月間で、ロシアは詰め物用に使われる鳥の羽毛およびダウンを計1,700t、総額約2,100万米相当で海外市場に供給したと見られる。前年同期と比べ、金額ベースで輸出は4%増加したという。金額ベースの輸入国上位5ヵ国には、中国、ドイツ、ポーランドなどがある。アグロエクスポルトによれば、ロシアは2025年に、2021年以来初めて台湾向けの輸出も再開し、11ヵ月間で30tが200万ドル超で出荷された。加えて、日本向けの輸出も大幅に増加した。前年の同期間には3.5t、約50万ドル相当だったのに対し、今年は9.6t、150万ドル超に達した。
以上が記事の中身である。我々は羽毛・ダウンというと、通販番組や量販店売り場でプッシュされているポーランドやハンガリー産などを連想する。しかし、最大の輸出国は、中国のようだ。ポーランド産、ハンガリー産ホワイトグースなどと、産地ブランド化されており、中東欧は「伝統的農業」「寒冷地で育った大粒ダウン」「EU品質管理」といった日本人消費者に響く物語を作りやすい。実際に中東欧は加工・製品輸出国として強いわけだが、原毛の一部または全部がロシア産・中国産である可能性は十分にあり、「原産国表示」と「ダウンの原産地」は別物なので、それで特に問題はないのだそうだ。
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