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 よく、日本のニュース番組などで、「新年から(あるいは新年度から)何がこう変わります」みたいな話題が伝えられる。こちらの記事はそのロシア版であり、2026年からロシアで何がどう変わるか伝えていて興味深いので、以下整理しておく。

  • 徴兵が「年間通じて」へ(いわゆる「永遠の徴兵」):2026年は1月1日〜12月31日まで、通年で徴兵が行われるようになる。目標は約261,000人の徴兵確保。通常の召集時期(春・秋)は残るが、徴兵局の対応は年間通じて行われる。これにより、連絡や召集を無視した場合の制約が厳しくなる可能性がある。
  • 付加価値税が 20%から22%へ引き上げ:社会的に重要な商品には低税率の10%が維持されるが、それ以外のほとんどの商品・サービスに新税率が適用される。この変更は物価や企業負担にも影響すると見られている。
  • 最低賃金の引き上げ:全国の最低賃金が27,093ルーブルに引き上げられる(2025年比で大幅アップ)。地域によっては、さらに高い最低賃金が設定される場合もある。
  • 公務員の年次収入申告が廃止:公務員はこれまで毎年提出していた収入申告を提出しなくてもよくなる。提出が必要なのは任命時・異動時・大きな支出がある場合など、限定されたケースのみに。この制度は永続的なものとされ、公表義務も停止される。
  • 「外国エージェント」への税制変更:指定された「外国エージェント」は、個人所得税30%の一律課税となる(控除や免税も制限)。これは対象者の税負担を重くするもの。
  • 最低アルコール価格がさらに上昇:ウォッカやブランデー、コニャックなどの最低販売価格が引き上げられる(たとえばウォッカは0.5Lで最低409ルーブルへ)。
  • 銀行・安全関連の変更:ロシア中央銀行は詐欺の疑いがある送金の基準を拡大し、対象となる取引の監視を強化する。マネーロンダリング対策として、一定条件の送金が一時的に停止される可能性がある。
  • 公共サービス料金(光熱費など)の引き上げ:2026年は住宅・公共サービス料金が段階的に上昇する。1月から最初の引き上げが実施され、10月にもさらなる値上げが計画されている。
  • その他の変更点:労働時間に関する休日の整理や手続きの変更も行われる(パスポートや運転免許証の更新制度の調整など)。最低生活保障(年金や手当)の支給額も増える見込み。

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