
ロシアの情報源でウクライナの情報をフォローするのはよろしくないが、目下個人的にウクライナとEUの通商関係について調べようとしており、タスのこちらの記事がそれに関連する問題を伝えているのが目に留まったので、記事を以下のとおり抄訳しておく。
ハンガリーはウクライナからの小麦とトウモロコシの供給を再開する意向はなく、それは欧州の農家の利益にかなわないと考えている。ハンガリーのイシュトヴァーン・ナジ農業大臣が、ブダペストでウクライナの欧州・ユーロ大西洋統合担当副首相タラス・カチカとの会談後、そのように表明した。
農相はフェイスブックに、「ハンガリー農家の利益が依然として第一だ。私は農業省でウクライナのカチカ副首相を迎えた。我々は、ハンガリーが要請しない限り、ウクライナはトウモロコシと小麦をハンガリーに輸出しないことで合意した。我々は輸入禁止を維持し続け、ハンガリー農家の生計と販路を守る!」と書き込んだ。
ハンガリー政府は繰り返し、ウクライナ農産物がダンピング価格で欧州に流入することで、欧州の農家が大きな損失を被っていると主張してきた。EUが2022年にウクライナ産農産物の輸入に課される関税と割当を撤廃する決定を下したことは、中東欧諸国に深刻な打撃を与えた。生産基準や農地の規模の違いにより、より安価なウクライナ産品が欧州農家の伝統的市場から彼らの商品を駆逐しているのだ。
2023年秋、欧州委員会が9月15日に期限切れとなったブルガリア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキア向けのウクライナ産の小麦・トウモロコシ・菜種・ヒマワリ種子の輸入禁止措置を延長しなかったため、中東欧諸国はやむなくウクライナ産農産物の輸入禁止を導入した。ハンガリーは一方的に禁輸措置を維持し、さらにそれをウクライナ産の20品目に拡大した。そこには穀物、肉、卵、植物油、野菜、蜂蜜などが含まれている。
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