


こちらの記事などが伝えているとおり、ロシア経済発展省はこのほど、新たな中期経済見通しを発表した。2025~2027年の連邦予算を編成するに当たって、昨年9月に2025~2027年の経済見通しを示していたが、今回はそれを修正するとともに、2028年までをカバーした形である。同記事に掲載されていた図に日本語をかぶせ、上掲のとおりお目にかける。
まあ、それほど大幅な修正が加えられたわけではない。GDPの実質成長率に関して言えば、2025年が2.5%で変わらず、2026年が2.6%とされていたものを2.4%に小幅に下方修正、2027年が2.8%で変わらず、新たに加わった2028年は3.0%、といったところである。なぜ2026年だけ修正したのだろうか?
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