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 先日、「遅れ馳せながら中欧班列のHPを発見」というエントリーをお届けした際に、「中国⇔欧州だけでなく、中国⇔アジアというデータも出ており、後者が何を指しているか個人的にはよく分からないのだが、これもそのうち確認してみたい」とコメントした。今般、必要に駆られ、その確認作業を行ったので、以下報告したい。

 調べてみて確認できたのは、要するに中国鉄道は、欧州とのコンテナ列車の行き来を「中欧班列」と呼び、アジアとのコンテナ列車の行き来を「中亜班列」と呼んでいるという事実だった。統計上は別扱いであり、後者が前者に含まれるわけではない。

 ここで肝心なのは、同じユーラシア諸国であっても、ロシアおよびベラルーシとの行き来は中欧班列、カザフスタンをはじめとする中央アジア諸国との行き来は中亜班列であるという点である。中亜班列にはこのほか、モンゴル、東南アジアとの行き来が含まれる。

 それで、2024年1~11月の国境別の中欧班列・中亜班列の貨物通貨量を整理すると、上図のようになる。重要なポイントは、阿拉山口およびホルゴスは中欧班列と中亜班列を両方含んでおり、たとえば中国からコンテナが運ばれた際に、地元カザフ(およびその他中央アジア諸国)に留まれば中亜、それを越えてさらにロシア、ベラルーシ、EUまで運ばれれば中欧という扱いになるわけである。対モンゴル国境の二連浩特に関しても同様である。

 このように、だいたいのことは判明したが、一つ分からないのは、「中亜班列」というネーミングである。「中欧班列」は、中国と欧州を結ぶ輸送路なので、そう呼ばれる。「中亜班列」も、私は中国と亜細亜を結ぶからそう呼ばれているのではないかと思ったのだが、中国語で「中亜」というのは中央アジアのことであり、もしかしたら「中央アジア班列」という意味なのかもしれない(中国人留学生がそのように主張していた)。私は、モンゴルや東南アジアもあるので、あくまでも中国・亜細亜だと思うのだが、どんなもんだろうか?


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