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 10月20日に投票が実施されたモルドバ国民投票と大統領選は、開票作業が100%完了した。昨日のエントリーでは、EU加盟路線、現職のM.サンドゥ大統領とも過半数をとれず苦戦…というようなニュアンスでお伝えしてしまったが、考えてみれば、開くのが遅い在外票で親欧米派が多いわけで、開票が進むに連れ、現体制支持票が伸びていくことは必然だった。とはいえ、出揃った最終結果も、サンドゥ現政権にとって厳しいものであることに変わりはない。

 まず確認しておくべきは、今回の投票は投票率が51.68%だった。前回2020年の大統領選第1回投票の45.68%よりは伸びたが、国民投票と大統領選を同日にやって動員を図った割には、盛り上がりを欠いたと言わざるをえない。

 そして、EU国民投票では、昨日、当ブログでお伝えした時よりもEU路線賛成票が盛り返し、結局賛成が50.39%、反対が49.61%となった。サンドゥ大統領は、国民の意思は示された、予定どおり憲法へのEU路線明記を実行するという趣旨のことを述べているが、確認されたのは(むろんロシアの介入はあるにせよ)世論の分断であり、憲法改正の強行には危うさも覚える。

 そして、大統領選の最終結果は以下のとおり。サンドゥ現大統領が42.45%、社会党のA.ストヤノグロが25.98%であり、この両名の決選投票にもつれ込んだ。

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