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 韓国系ヒュンダイ自動車のサンクトペテルブルグ工場は、今年1月にアートファイナンスというロシア企業により破格の安値で買収された(部品をストックしていた倉庫付き)。そして同工場は、元々ヒュンダイのモデル名である「ソラリス」のブランド名を冠し、在庫部品を利用して生産を再開した。ヒュンダイは追加の部品供給は行わないはずであり、在庫が切れた後の生産方針については未定だと理解しているが、いずれにしても、こちらの記事で、同工場のソラリス車生産動向が伝えられたので、以下要点を整理しておく。

 記事によれば、アートファイナンス社は買収後、工場を「AGR自動車工場」に改名し、ヒュンダイが2022年春に停止していた生産を、今年2月に再開した。生産再開から今日までに、7,900台が生産された。

 AGR自動車工場のA.カリツェフ社長は、「我が社は、計画に沿った台数の自動車を生産し、ディーラー網の構築にも精力的に取り組む」とコメントした。


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