
こちらの記事によると、ロシアの輸出額(商品+サービス)の対GDP比は、2023年に23.3%に留まり、これは少なくとも対比可能な統計が得られる2011年以降では最低の数字だったということである(上図参照)。言い換えれば、2023年の3.6%という上々の経済成長率は、もっぱら内需の拡大によってもたらされたことが裏付けられたと言えよう。
2023年の23.3%という比率は、2022年の27.7%から低下しただけでなく、2021~2022年平均の27.5%も下回った。
輸出から輸入を引いた純輸出も、2022年は対GDP比15%、2011~2021年平均では20%を超えていたのに対し、2023年には4.3%に留まった。
ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
