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 こちらのサイトに興味深い地図が出ていたので、上掲のとおり切り取らせていただいた。地図上の各国に示された数字は、ロシア国営のアエロフロート・グループが就航している都市数を示しているそうである。多い順に上位を整理すると、以下のとおりとなる。

  • ロシア:56都市
  • カザフスタン:7都市
  • 中国:7都市
  • トルコ:6都市
  • ウズベキスタン:6都市
  • エジプト:3都市

 地図上で「12」のように見えるのは、アゼルバイジャンが2、アルメニアが1というのが重なって見えてしまっているものだろう。キューバの2こそあるものの、米大陸は皆無に近い。というわけで、見事に「友好国地図」のようになっている。東西冷戦時代ですら、欧米日への就航はあったわけだが。

 さて、こちらの記事によると、このほど発表された夏季スケジュール(3月31日から10月26日まで)により、アエロフロート・グループの路線数が前年比で7%拡大するということである。アエロフロートによる元のリリースはこちら。これにより、路線は269となり、うち149が国内線、120が国際線である。

 記事によると、夏季スケジュールでは、モスクワからサンクトペテルブルグ、ソチ、アンタリヤ、チェリャビンスク、グロズヌィ、ニジニノヴゴロド、カリーニングラード、クラスノヤルスク、カザンへの便が増便される。ただ、記事を見る限り、新たな国への就航などはないようだ。


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