色々ピンチなので、ブログはあからさまな手抜きとなるが、手抜きの時によく使うのが、ロシアの様々なネットメディア、とりわけ『論拠と事実』紙のサイトに出る図解資料である。今回も、こちらのページに出ていた、ロシアにおけるアルコール消費量のグラフを拝借することにする。正確に言えば、アルコールの中でも度数の強いスピリッツの1人当たり年間消費量(リットル)が示されており、ワインやビールなどの軽いアルコールは含まれていないようだ。グラフの2023年までが実績値であり、2024年以降はロシア政府が制定した2030年までのアルコール消費縮小プログラムの目標値となっている。
プーチン大統領も、先日の年次教書演説で、「飲酒に関しては、ロシアでは目に見えた、良好な成果がある。極端なことはしていないが、ロシアはアルコール消費を、とりわけスピリットの消費を、大幅に低下させた。これは当然のことながら、国民の健康に影響している」と述べていた経緯があった。
ただ、上掲グラフを見ると、戦争のストレスゆえか、2023年にはアルコール消費量は増えているが。
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