ロシアの調査会社「アフトスタット」のこちらのページに、2023年1~9月のロシアにおける乗用車(新車)販売概況が出たので、軽くチェックしておく。1~9月の販売台数は71.7万台で、前年同期比51.1%増であった。
ブランド別の販売状況は、上表のとおり。1位のLADAこそロシアの地場ブランドだが、2位から7位までの上位を中国勢が独占し、しかも軒並み前年同期比3倍以上の販売拡大に成功している。その後、8位に韓国系のKIA、9位に日系のトヨタと続くが、これらは当然並行輸入だろう。
中国勢の中でも突出しているのがCHERY(奇瑞汽車)で、以前からその高級車ブランドEXEEDの存在は知られていたが、新たに登場したOMODA、JETOURもCHERYのサブブランドということである。
下に見るのが、モデル別の販売動向。ここではLADAの一連のモデルが目立つ。ベラルーシ産のGEELY COOLRAYがベスト10に食い込んできたのは朗報(誰にとって?)。
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