
ジョージアが経済面でロシアにどれだけ依存しているのかを図解入りで示したこちらのレポートは、なかなか有益だ。これによると、2020年のジョージアの各経済活動に占める対ロシアの比率は、以下のとおりだという。
- 商品輸入:11.1%
- 観光客数:11.9%
- 商品輸出:13.2%
- レミッタンス:19.3%
- ワイン輸出:56.8%
というわけで、ワイン輸出におけるロシア依存度が、最大という結果になった。
レポートによると、2019年にジョージアは対ロシアの観光・レミッタンス・商品輸出で16億ドルを稼ぎ、これはGDPの9%だったが、2020年には9億ドル、5.7%に低下しており、パンデミックのお蔭で対ロシア依存が自然に低下した、とされている。そして、ワイン輸出、小麦輸入においてロシアの比率が高いことが、引き続きジョージアの経済安全保障にとっての脅威となっていると指摘されている。
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