
ロシアの世論調査機関「レヴァダ・センター」が、国民の余暇の過ごし方についての調査を行い、その結果がこちらに出ているので、話の種に取り上げてみよう。
余暇の中でも、ここでは読書にフォーカスしてみたい。ロシア人は、ソ連時代からしばしば「世界で最も読書をする国民」と言われており(あるいはそのように自称しており)、実際のところはどうなのだろうかという関心からだ。貴方はどのくらいの頻度で文学作品を読みますか?と回答者に尋ねたところ、1994年と2019年の比較で、結果は上表のようになった。娯楽の多様化、ネットやスマホの普及で、読書習慣が低下していることは、間違いない。ただ、日本などに比べれば、ロシアの方がまだ文学作品に触れる機会は依然として多いのかもしれない。
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