
文部科学省および日本学術振興会が交付する科学研究費助成事業、通称「科研」では、最近、プロジェクトを申請する際に、参加メンバーが「researchmap」に登録されていることが、必須になっているらしい。researchmapというのは、日本の研究者のデータベースみたいなものであり、研究者自らが、共通フォームで自分の経歴や業績を入力することになっている。私は従来は本件についての認識がなかったが、このほどあるプロジェクトに協力者としての参加を求められ、科研費を申請する上で必要になるということで、自分のページを入力した。ただし、大学の先生方などと違って、私の場合は月に数本は雑文を書いているので、そういうものまで全部載せていると、キリがない。今回researchmapに入力したのは、ごく一部の業績ということになる。
私の場合は、researchmapを待つまでもなく、以前から自分のHPでプロフィールや業績一覧を載せているので、「それを見てよ」と言いたい気持ちもあるわけだが、このような共通フォームのデータベースがあるならば、業界でそれがスタンダードになるのは当然だろう。実際、researchmapの私のページは、作成して間もないにもかかわらず、自分の名前を検索すると、割と上位に来る。逆に言えば、以前も書いたとおり、私のHPの入居するYAHOO系のジオシティーズがサービス打ち切りということで、HP自体をこれからどうしていこうかと考え中であり、researchmapのようなものがあるなら、一部それに置き換えていくことも一案かもしれない。
ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
