
これは先週明らかになった、かなり大きな経済ニュース。こちらなどが伝えるところによると、中国系のアリババ・ルグープはロシア資本と合弁企業AliExpress Russiaを創設し、ロシアにおけるネット通販AliExpressの事業を同合弁に委ねることになった。AliExpressだけでなく、B2CのTmallなどもその傘下に入る。AliExpress Russiaの株式比率は、アリババ・ルグープ48%、ロシア通信大手のMegaFonが24%、ロシア・ネットサービス大手のMail.Ru Groupが15%、ロシア直接投資基金が13%となる。
なお、これに至るまでの背景については、しばらく前に書いた拙稿「ロシアにとって踏んだり蹴ったりな中国アリババのネット通販」を参照していただきたい。要するに、ロシア側が、「我が国で商売をするなら、応分の投資と利益配分をしろ」と迫り、アリババがそれに歩み寄ったということなのだと思う。
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