20150602saaka

 ウクライナでは、元ジョージア大統領のM.サアカシヴィリにウクライナ国籍を付与した上で、5月30日に同氏がオデッサ州知事に任命された。

 こちらのニュースによれば、サアカシヴィリは就任後の記者会見で、以下のように抱負を述べた。すべての公職に公募制で若手を起用して、州行政を刷新する。州の皆さんには、当地を変革するチャンスを私に与えてほしい。第1に新たな人材を公正に選抜すること。地元民を選ぶ。第2に、歳出を厳格に管理する。現状では多くの漏れがあり、それを正す。州行政の幹部の大多数は去ることになるだろう。汚職、特に税関のそれの対策に乗り出し、本件については大統領からの指示も受けている。州都のオデッサ市以外の田舎の問題にも注意を払い、特に道路修繕、インフラ近代化が急務だと考えている。積年の問題なので、1~2ヵ月で解決するものではないが、しばらくすれば州民は変化に気付くだろう。州には分離主義的なムードがあるが、国家が自分たちのことを気遣ってくれていると感じれば、そうした気分も消えていくものである。

 以上が記者会見の発言振りだが。まあ、もって半年だろうな。


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