
キリル・ルドヌィという、ベラルーシのA.ルカシェンコ大統領の経済問題補佐官がいる(写真)。2013年6月に任命された。現在ベラルーシは中国との経済協力に注力しており、こちらの記事などに見るように、ルドヌィ氏が駐中国ベラルーシ大使館で働いたことがある経歴が買われたらしい。
それで、そのルドヌィ補佐官が最近、テレビに出演して、今後のベラルーシを支える人材の問題に論及し、その手段の一つとして、ベラルーシから出国し現在外国で暮らしているような人々を起用したらどうかという考えを述べたということである。こちらのニュースなどが伝えている。
で、ここからが本題なのだが、それを受けてこちらのサイトに面白い情報が掲載された。ルドヌィ顧問は在外ベラルーシ人の活用を唱えるが、ではベラルーシ出身で外国で活躍している人には、具体的にどのような人々がいるかをまとめたものである。ここでは、『フォーブス』誌の富豪ランキングにもとづいて、ベラルーシ出身者の上位10名を抜き出したようである。具体的には、以下の10名が紹介されている。額は資産額。まあ、海外で成功したといっても、ほぼ全員がロシア(せいぜいその延長上でウクライナ)で事業をしている。
- アンドレイ・メリニチェンコ:144億ドル:1972年ゴメリ生まれ。ロシアの肥料大手エヴロヒムの会長。
- ドミトリー・マゼピン:32億ドル:ミンスク出身。ロシアの化学大手ウラルヒムの会長。
- アンドレイ・リャムコ:19億ドル:ノヴォグルドク出身。ウクライナで商売を手掛けるスマート・ホールディングの共同オーナー。
- ミハイル・アブィゾフ:12.5億ドル:1972年ミンスク生まれ。RU-COMグループ会長で、現在ロシア副首相。
- アナトーリー・ロマキン:12億ドル:1952年グロドノ生まれ。ロシアの化学大手シリヴィニトの大株主だった。ロシア下院議員も務めた。
- アレクサンドルとナターリヤのルツェンコ夫妻:11億ドル:ベラルーシ出身で、今もベラルーシ国籍。飼料取引などを手掛けるサドルージェストヴォ・グループを設立し、ロシアなどで成功。
- ユーリーとアレクセイのホチン親子:不明:モスクワの不動産業で設けたらしい。
- ヴャチェスラフ・ザレンコフ:8億ドル:オルシャ出身。ロシアの建設会社エタロン・グループ会長。
- アレクサンドル・ミリャフスキー:不明:1963年ミンスク生まれ。ロシアでの家電事業のかたわら、モスクワ市議も務める。
- ヴィクトル・レムシャ:6億ドル:グロドノ出身。ロシアでベンチャー投資を手掛ける。
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