そろそろ、世銀/国際金融公社(IFC)から、『Doing Business』が発表される季節である。言うまでもなく、世界各国のビジネス環境の条件を調査し、順位付けして発表しているものだ。昨年発表された『Doing Business 2012』では、ロシアはビジネス環境において、世界183ヵ国中、第120位という不名誉な位置付けをされていた。それだけ、ビジネスの規制や許認可の状況が、芳しくないということであろう。ロシアは特に、「建設許可」が183ヵ国中178位、「電力へのアクセス」に至っては世界最下位となっている。ロシア当局もこの課題は認識しているようで、プーチン政権はこのランキングにおけるロシアの順位を、2015年には50位に、2018年には20位にまで引き上げる」という目標を公式に掲げている。
そうしたなか、こちらのニュースによると、プーチン大統領は、企業の電力アクセスの分野での改善に満足しておらず、さらに障壁を撤廃すべきである旨唱えたという。電力問題に関する会合に出席したプーチンは、概略以下のように述べた。電力への接続の問題は、まだ完全には解決していない。2011年末、我々は一連の改善策に着手し、それは市場参加者から概ね高く評価され、状況を改善した。しかし、全体としてまだ不充分であり、取り組みを続けなければならない。本年中に、規制問題に関連したいくつかの決定を政府が下す予定である。それは、電力の卸売・小売市場のメカニズム、交差補助の段階的廃止、電力網に長期投資を誘致するのに必要な分かりやすく予想しやすいルールなどである。プーチンは以上のように述べた。
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