10月1日に投票が行われたグルジア議会選挙で、野党連合「グルジアの夢」の勝利が確実となり、これがロシアとの関係改善に繋がるという見方が広がっている。
こちらのニュースによると、「グルジアの夢」のリーダーであるイヴァニシヴィリは、選挙の大勢判明を受け、グルジアは引き続きNATO加盟を希望するが、ロシアと友好的な関係を回復することも望んでおり、グルジアのNATO加盟はロシアにとっての危険とはならないということをロシアに説得したいと述べた。一方、D.メドヴェージェフ・ロシア首相も、「統一ロシア」(ロシアの政権与党で、メドヴェージェフ氏が党首)はロシアの主導的な政治勢力として、ロシア・グルジア関係の未来に関する対話に応じる用意がある、今般の選挙はグルジア国民が変化を望んでいることを裏付けた、とコメントした。ただし、両国関係改善の実際の見通しに関しては、専門家の間でも見方が分かれており、慎重な見方をする向きもある、とのことだ。
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