こちらのニュースによると、通信分野の世界的なソリューション企業であるアルカテル・ルーセントがロシアで合弁企業を設立し、研究開発を手掛けることになった。
ニュースによると、モスクワ州ジューコフスキー市で開催されているフォーラム「機械産業におけるテクノロジー2012」において、アルカテル・ルーセントの近東・CIS支社長と、「ロスエレクトロニカ」のA.ズヴェーレフ社長が、合弁企業設立の契約に調印した。ロスエレクトロニカは、ロシアの国家コーポレーション「ロステフノロギー」の子会社である。合弁は、プリサル社を基盤として、研究開発センターを開設する。センターは2012年末までにオープンし、アルカテル・ルーセント側が運営に当たり、同社のグローバルR&Dネットワークに組み込まれる。センターでは200名程度のエンジニアが働き、双方に雇用を生み出す。センターは、第4世代通信LTE関連の研究開発を手掛ける。合弁は両者の対等出資により設立され、第1段階では3,000万~4,000万ドルの投資を見込んでいる。アルカテル・ルーセントとロステフノロギーが協力するのは今回が初めてではなく、2009年にもIPプロトコールを基盤としたテレコム設備を生産しロシアに導入するための合弁を設立していた。ロスエレクトロニカは2009年初頭に同名の国営持ち株会社を基盤に設立され、現在エレクトロニクス部門の約80社を束ねている。
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