ウクライナ最高会議(議会)選挙の投票が10月28日に迫るなか、こちらの記事で「状況モデル化エージェンシー」のV.バラ所長が、誕生する新議会についての持論を披露している。ウクライナでは、オレンジ革命直後の2004年12月8日に憲法改正が行われ(発効は2006年1月1日)、政体が大統領・議会制から議会・大統領制に移行した。しかし、2010年にヤヌコーヴィチ政権が誕生すると、同年10月1日に憲法裁判所が上記の憲法改正を審議・採択の手続き違反を理由に無効とし、結局大統領権限の強いオリジナルの1996年憲法に逆戻りしたという経緯がある。これに関し今回バラ所長は、新議会は召集から1ヵ月以内に自らの権限を拡大し、かつての権限を取り戻すべきだと唱えたものである。
バラ所長は、以下のように述べた。もしも新議会が最初の1ヵ月間で権限の回復に関する法案の1本も提案・採択しなければ(とりわけ財政分野など)、我々はウクライナにおいて主な決定がどこで下されるのか、思い知ることになるだろう。議会は、単に公式的なスタンプを押すだけの機関になってしまう。ウクライナがどのような議会を持つことになるのか、最初の1ヵ月で明らかになるだろう。
バラ社長はさらに、新議会における野党連立の成立は、小選挙区にかかっている、ただ野党連合「祖国」はここに来て支持を失っており、それはリーダーのティモシェンコを外そうとしていることから来ていると指摘した。
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