ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 服部倫卓ブログ

ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け。

カテゴリ: 音楽・映画・番組鑑賞

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 60年前のアメリカヒットチャートを振り返ってみようのシリーズ。画像はクリックまたはタップで拡大します。

 今週は、上位ではなく、あえて下位の84位、エルヴィス・プレスリーのStuck on Youに注目してみたい。というのも、周知のとおりエルヴィスは1958年に兵隊にとられ、その輝かしいキャリアの中断を余儀なくされた。1960年3月2日に除隊となり、除隊後初めて録音してシングルカットされたのが、このStuck on Youだったのだ。それが、この週の84位に早速登場したというわけである。軍隊在籍時もレコードはちょこちょこと出てはいたが、Stuck on Youが真の意味でのキングの復帰作であったことは間違いない。というわけで、お帰り、エルヴィス!


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 60年前のアメリカヒットチャートを振り返ってみようのシリーズ。画像はクリックまたはタップで拡大します。

 さて、今週16位につけているDriftersのThis Magic Momentについては、是非とも触れておかなければいけないだろう。時代を超越した名曲だと思うのだが、意外にもこの週の16位が最高位だったようだ。


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 60年前のアメリカヒットチャートを振り返ってみようのシリーズ。画像はクリックまたはタップで拡大します。

 今週は、The PlattersのHarbour Lightsを取り上げてみようか。個人的に、この歌はヤマタツのサウンドストリートで覚えたんだよな、懐かしい。もちろんBoz Scaggsのハーバーライツとは別物(笑)。


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 60年前のビルボードヒットチャートを振り返ってみようのシリーズ。画像はクリックまたはタップで拡大します。

 今週は、9位につけているPaul AnkaのPuppy Loveをチェックしてみようかな。正直言えば、ポール・アンカをそんなに熱心に聞き込んだことはなく、この曲もそう言えばあったかなくらいの印象だったけど。この曲はポール・アンカが、恋仲にあったと言われるアネットのために書き下ろして、自分でもセルフカバーしたということかな。

 ちなみに、この週の52位につけているBarret StrongのMoney。最高位は先々週の43位だったようであり、「あれ、ビートルズもカバーした有名曲で、もっと売れたはずでは?」と思ってしまった。しかし、実はこの時はAnnaレーベルであり、それをモータウンが買い取って、この年の夏に大ヒット(最高2位)したということのようだ。なるほど。


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 60年前のアメリカヒットチャートを見てみようのシリーズ。画像はそのままでは見にくいので、クリックまたはタップで拡大します。

 さて、引き続き1位のパーシーフェイスは放っておくことにして、今週は4位まで赤丸急上昇してきたBobby RydellのWild Oneをチェックしてみようか。個人的にはWild Oneと言うと、モータウンのマーサ&ザ・ヴァンデラスの方を思い出してしまうタイプなのだけど、アメリカン・オールディーズソングとしては当然Bobby Rydellの方がメジャーだろう。レーベルはカメオ・パークウェイ。


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 60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返ってみようのシリーズ。画像はクリックまたはタップで拡大します。

 パーシーフェイスは当分ずっと1位なので、放っておくことにしよう。

 今週は、チャート上はすでに下り坂だが、9位のBrook Benton and Dinah Washington - Baby (You've Got What It Takes)という曲に注目してみたい。この曲は正直知らなかったし、自分のライブラリにも入っていなかった。マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの先駆けみたいな雰囲気を感じる。


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 60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返ってみようのシリーズ。画像はクリックまたはタップで拡大します。

 ついにこの時が来てしまった。この週から1位に君臨し続けることになる、パーシーフェイス・オーケストラの「夏の日の恋」。有名曲なので以下日本語ウィキペディアからコピーさせていただくが、1959年に公開された映画『避暑地の出来事』(A Summer Place)の主題歌。パーシー・フェイスによって録音されたものは、この曲の最も有名なバージョンで、1961年のグラミー賞を受賞した。グラミー賞を映画主題歌およびインストゥルメンタル曲が受賞したのはこれが初めてであった、ということである。

 それにしても、パーシーフェイスの「夏の日の恋」が大ヒットを記録したことはむろん知っていたが、まさか冬に売れたとは思わなかった(笑)。


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 60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返ってみようのシリーズ。画像はクリックまたはタップで拡大します。

 上位陣に大きな動きはなく、アメグラでもお馴染み、有名なデスソングのTeen Angelが2週連続1位。

 そんな中、個人的にもっと気になるのは、72位のRoy Orbison - Uptown。個人的に非常に馴染みがある曲なのだが、まさか72位止まりとは思わなかった。モニュメント・レーベルの営業力がまだそこまでなかったのか。


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 60年前のアメリカ・ヒットチャートを見てみようのシリーズ。画像はクリックまたはタップで拡大します。

 今週は、もうチャート上は下り坂だけど、11位のJimmy Clanton - Go Jimmy Goに注目してみたい。個人的に贔屓にさせてもらっているニューオリンズのAceレーベルの作品。

 そうした中、そのすぐ下の12位に、不気味な影が迫ってきている(笑)。


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 60年前のアメリカヒットチャートをBillboard Hot 100で見てみようのシリーズ。画像はそのままでは見にくいですが、クリックまたはタップすると拡大します。

 今週、私が注目したのは、7位まで上がってきたJimmy Jones "Handyman". 調べてみたら、自分の音楽ライブラリの中には一応入っていたけれど、今まで良く認知していない曲だった。

 ところで、Billboard Hot 100って、ステレオ盤には「S」のマークが付けられてるんだね。こんな早い時期からステレオ盤のシングルが発売されていたとは知らなかった。会社によって方針が違ったようで、RCA Victor、ABC Paramoutが盛んにステレオ盤を出していたようだ。


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 60年前のアメリカのヒットチャートを振り返るシリーズ。クリックまたはタップで拡大します。

 上位陣には大きな動きなし。そうした中、Everly Brothersの空前絶後のバラードLet It Be Meが23位まで急上昇してきたのが気になりすぎる。しかし、結局1位にはなれないんだよなあ、この曲。


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 60年前のアメリカのヒットチャートを振り返る企画。画像はそのままでは見づらいのでクリックまたはタップして拡大を。

 新たに1位になったRunning Bearという曲は、ネイティブアメリカンを意識したノベルティソングかな。超弩級の名曲、Dion & The BelmontsのWhere or Whenが13位まで上がってきた。


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 60年前の全米ヒットチャートを見てみようのシリーズ。画像はそのままでは見づらいので、クリックやタップをすると拡大します。

 今週も1位は西部劇のEl Pasoで変わらず。アメリカン・グラフティでもお馴染みのTeen Angelが赤丸(というか黒星)急上昇してきた。それと並走するように、個人的に大好きなMarv JohnsonのYou've Got What It Takesが15位に着けているのが嬉しい。ここまで白人のチャートにクロスオーバーしているとは思わなかった。


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 個人的な道楽の話で恐縮だが、以前、1960年代のアメリカのヒットチャートを10年分全部コンパイルした、『Billboard Hot Charts 100: The Sixties』という書籍を購入した。そこで、当ブログでこれから毎週、60年前のビルボードのヒットチャートを掲載する企画をやってみようかと思う。本当は、2010年代に、「50年前のBillboard Hot 100」としてやった方がよかったかもしれないが、当時はそういう発想がなかったので、2020年代にやることにした。ロシア圏とは何の関係もない個人的な趣味の話題なので、別ブログを立ち上げようかとも思ったのだが、面倒なので、同一ブログでやらせていただく。ご興味のない方は、スルーしていただければと思う。

 さて、60年前の1960年1月4日の全米ヒットチャートが、上掲のようなものである。そのままでは見づらく、クリックとかタップとかすると拡大するはずなので、ご興味のある方はどうぞ。

 いきなりだが、1960年代初の全米No.1となった曲は、個人的に知らない歌だった。El Pasoという曲は、こちらのYouTubeの雰囲気を見る限り、西部劇の主題歌か何かではないか。

 この中で、個人的に特に好きな歌と言えば、31位、FleetwoodsのMr. Blueかな。この曲は1959年11月に1位になって、この1960年1月の時点ではもう下降線だったけど。ビートルズに侵略される前の無垢なアメリカ。


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pic776

 GLOBE+に、「DVD鑑賞で遙かなる北方領土に思いを馳せる」を寄稿しました。


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 ホームページ更新しました。マンスリーエッセイ「国境を越えるロシア産MP3」です。


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 GLOBE+に、「ロシアの音楽コンテンツ今昔物語」を寄稿しました。


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 我々ロシア界隈の人間にとっては、見逃せない映画がこのほど日本でも公開された。ロシアを中心にドイツ、リトアニア、ポーランドも加わって国際制作された作品『ヒトラーと戦った22日間』である。公式HPはこちら。作品の概要を引用させていただくと、

 第2次世界大戦下にナチスが建設したアウシュビッツと並ぶ絶滅収容所ソビボルで起こった脱出劇を、実話をベースに描いたドラマ。国籍、貧富などは関係なく、ユダヤ人たちがガス室で大量殺りくされていったソビボル絶滅収容所。からくも存命しているユダヤ人たちの間では、密かに脱走を計画するグループがあったが、彼らにはその計画を牽引するためのリーダーが存在しなかった。そんな中、1943年9月、ソ連の軍人アレクサンドル・ペチェルスキーが収容者としてソビボルに送り込まれる。ペチェルスキーの統率能力とカリスマ性によって、収容者全員脱出を目指す壮大な反乱計画が本格的に動き出す。ロシアの国民的俳優コンスタンチン・ハベンスキーが自らの脚本で初メガホンをとり、映画監督デビュー。同時にペチェルスキー役で主演も務めた。「ハイランダー」シリーズのクリストファー・ランバート、「ゆれる人魚」のミハリナ・オルシャンスカ、「バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍」のマリア・コジェーブニコワらが顔をそろえる。

 というものである。私自身は、旧ソ連の中でもユダヤ人口の多かった西寄りの欧州ロシア、ウクライナ、ベラルーシのことを主に研究しており、また同地域出身で米国にわたり音楽業界で成功したユダヤ人のことを調べるのが趣味なので、個人的に非常に身近なテーマである。しかし、ロシアの映画でナチス・ドイツのユダヤ人収容所を描いた作品はほとんど前例がないそうで、私自身もこの作品から受けたインパクトは非常に大きかった。

 ところで、私は映画を観る時にはなるべくネタバレしないように、余計な予備知識を持たないまま作品と向き合うようにしている。しかし、この『ヒトラーと戦った22日間』に限っては、ある程度の予習をした方がいいのではないかと感じた。現に、映画を観た段階では、理解し切れないところがあり、後からパンフレットを読んで、「なるほど、そういうことだったのか」と合点が行った点が少なくなかったからだ。

 ちなみに、映画の原題は、ロシア語でも英語でも『ソビボル』である。個人的には、ヒトラー自身は一切登場しないわけだし、『ヒトラーと戦った22日間』という邦題よりも、素直に『ソビボル』または『ソビボル絶滅収容所』のままでよかったのではないかという気がする。


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 唐突だが、1ヵ月ほど前に、Gibson Byrdland(1966年製)というギターを購入した。ギターを買うのは、1992年に米メンフィスのブルース博物館でやはりGibsonのES-225を買って以来だから、何と26年振りということになるか。そのES-225も、ペグが壊れてしまったりして、ケースに仕舞いっぱなしになり、長年触っていなかった。だから、演奏力が衰えまくりである。せっかく新しい(というか楽器自体は古い)Gibson Byrdlandを買って、本来であれば自分で一節弾いたものをブログにアップしたいところだが、今は演奏力リハビリ中なので、とてもお見せできる状態にない。そこで、販売店のギター講師が演奏したものを、上の動画でお目にかける。曲はスティービーのIsn't She Lovelyですな。自分もリハビリがある程度進んだら、このブログに演奏をアップしたい(誰も興味ないだろうけど)。


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 HP更新しました。マンスリーエッセイ「ロシア音楽CD制作のクラウドファンディングに参加してみた」です。よかったらご笑覧ください。


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 ホームページ更新しました。マンスリーエッセイ「モスクワのCDオアシス『トランシルヴァニア』」です。別のところに書いた雑文の使い回しですが、よかったらご笑覧ください。


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2018021202

 HP更新しました。「我が家のホームシアター、リニューアルオープン」です。ロシア圏とは関係なく、個人的な道楽話ですが、よかったらご笑覧ください。


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 先日NHKのBSで「激動の世界をゆく:バルト三国ロシアとヨーロッパのはざま」が放送された。某筋からの圧力でメインニュースの司会を降ろされてヒマになったのか(?)、大越健介キャスターがバルト三国を実際に訪れて丹念に取材し制作されたドキュメンタリー番組で、時宜にかなった内容だった。

 ただ、番組は前後半に分かれていたのだが、一般向けなのでやむをえないとはいえ、前半はちょっと陳腐すぎたかな。大国に翻弄されてきた苦難の歴史、とりわけ20世紀にはソ連・ロシアの苛烈な支配に苦しみましたという、まあ確かにその通りではあるのだが、あまりにも一面的な描き方のような気がした。バルト三国の歴史の本質を知る上では、以前当ブログで紹介した書籍の方が、ずっと複眼的で優れている。

 今回のドキュメンタリーで面白かったのはむしろ後半で、今日のバルト三国の直面している様々な問題が描かれていた。特に、人口減に苦しむエストニアがITに活路を見出し、優秀なIT開発関係の人材を輩出しているだけでなく、国としても「電子市民」という取り組みをしているという話は面白かった。外国人が簡単にエストニアの電子市民権を取得でき、そうすることによって同国で起業や銀行口座開設などもエストニア市民と同等にできるようになるというのだ。いわば、バーチャル・オフショアみたいな存在になりつつあるらしい。まあ、当然、そうなるとマネーロンダリングなどに悪用される可能性も出てくるわけで、ゆえに、実際に銀行口座を開設するためには意外と面倒な手続きが必要という情報もあり、実際のところは良く分からない。ともあれ、現実に近年エストニアが好調な経済成長を遂げていることも事実のようで、ひょっとしたら欧州のシンガポール的な存在として化けるような可能性もあるのかなと感じた。


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 昨年秋にNHKのBSで放送され、個人的に録画はしてあったが、何となく気が重く未視聴でいたドキュメンタリー番組を、このほどようやく観た。「BS世界のドキュメンタリー」のシリーズで放映された「ベラルーシ自由劇場の闘い~“欧州最後の独裁国家”の中で~」である。米国制作の番組で、その内容は、

 “ヨーロッパ最後の独裁国家”とも呼ばれる旧ソビエトのベラルーシ共和国。その中で、弾圧を受けながらも現体制を批判し続けてきた「ベラルーシ自由劇団」の活動に密着する。

 ベラルーシ自由劇団は、元ジャーナリストや元国立劇場所属の俳優たちが作った小劇団。20年以上も続くルカシェンコ大統領の独裁政権下で、自由と解放を求めて活動してきた。しかし、2010年の大統領選挙で対立候補を応援したことが原因で政府に目をつけられ、身の危険にさらされたメンバーは亡命を余儀なくされるが、国外から「表現の自由」を訴え続ける。(2015年国際エミー賞受賞)

 というものである。上掲はその告知動画。原題は「Dangerous Acts:Starring the Unstable Elements of Belarus」となっており、「危険な演目:出演はベラルーシの不満分子たち」といったところだろう。

 事前には、もっと演劇が中心の内容で、「不自由な中でも頑張っています」みたいな奮闘記なのかなと想像していたのだけれど、実際には2010年大統領選を軸とした反体制活動記録に近く、むしろ反体制活動のはけ口として演劇があるような、そんな描かれ方だった。私は演劇に疎いので、この番組の中で断片的に取り上げられた演劇のシーンだけでは、純粋に演劇としてどれくらいの水準にあるのか、良く分からなかった。2010年大統領選後の弾圧で、劇団は半ば欧米への亡命を余儀なくされ、英国で「ミンスク2011」という公演を行ったりもしたのだけれど、劇中の言語はロシア語。これでは、英国に身を寄せているベラルーシ人くらいしか関心を集めないのではないか、などと思ってしまった。実際、番組の中でも、ベラルーシ反体制派の訴えが英国の一般の人達にまったく関心を持ってもらえない様子が描かれている。

 「ピオネール」と言えば、かつてソ連に存在した翼賛児童育成機関だが、ベラルーシには今日もなおピオネールが存在する。この番組の中で、シングルマザーの劇団員が登場するのだが、幼い女児が母親の意に反して、ピオネールに加入してしまったというシーンには、胸が締め付けられた。子供は「だって、私以外みんな入っているんだもの。宣誓の言葉? 忘れちゃった」と、無邪気そのものだ。(親の承諾なしに児童が宣誓するだけで入れるのだろうか?という疑問は覚えたが。)

 2010年の大統領選後、紆余曲折があって、現在は国際社会はそれほど激しくベラルーシに批判の矛先を向けていない。しかし、ルカシェンコ体制は本質的に何も変わっておらず、ベラルーシを取り巻く国際的な風向きが多少変わっただけなのだろう。そんなことを再認識させてくれるドキュメンタリーだった。


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 結局買っちゃったなあ。ボブ・ディランの『Complete Columbia Albums Collection』。デビューから2012年の『テンペスト』までを網羅したCD47枚組セット。まあ、あんまり聴き込んだりする時間的余裕はないけど。



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 今年は個人的に忙しかったので、CDをあまり買ったり聞いたりしなかったのだけれど、これはわりと最近に買ったもの。ビートルズのライブのリマスター再編集版。Amazonによる商品紹介をコピーすれば、

 時代を変えた「伝説」の記録_史上最高のロック・バンドが唯一残した、熱狂のライヴ・アルバム!  ザ・ビートルズがライヴ・バンドとして最も輝いていた1964年と1965年、ロサンジェルスのハリウッド・ボウルで行われ、いずれもソールド・アウトになった3回の公演の歓びに満ちたエネルギーをとらえたニュー・アルバム!  1977年に発売となった13曲入りのアナログ盤(邦題:『ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ! 』)はすでに廃盤となっていますが、今作はそのアルバムの単なるリイシューではなく、コンサートのオリジナル3トラックのテープを直接のソースにして作られた、全く新しいアルバムです。 コンサート会場の熱気と興奮を保持しつつ、現在望みうる最高の鮮明さと音質でバンドのパフォーマンスを再現するため、グラミーを受賞したプロデューサーのジャイルズ・マーティンと、同じくグラミーを受賞したエンジニアのサム・オーケルは、ジャイルズの父であるサー・ジョージ・マーティンがプロデュースしたオリジナル・アルバム収録の13曲の他に、この歴史的なコンサートから「4曲」の未発表レコーディング曲を新たに追加、アビイ・ロード・スタジオで念入りなリミックスとリマスターを施しました。

 という内容だ。今年はビートルズ来日の1966年から50年という節目の年だったわけだが、周知のとおりビートルズは1966年の時点ではライブ生活に嫌気がさして、クリエイティブなスタジオレコーディングにシフトしていた時期であり、来日公演も観客の熱狂に反してパフォーマンスとしては低調だった。それに比べて、1964~1965年に収録された本作品『LIVE AT THE HOLLYWOOD』は、ロックンロール・ライブ・バンドとしてのビートルズの最後の輝きを捉えたものと位置付けられ、聴きごたえが充分。演目はほぼ全編アップテンポであり、当時すでに生まれてたバラードの名曲などの演奏はなし。カバー曲を積極的に取り上げているのも特徴。それにしても、I wanna hold your handは1977年版には未収録だったようで、今回のボーナストラックとして初収録とのことだが、出来も悪くないのに、この代表曲よりもカバー曲を優先していたという点に、本作品の特徴が表れている。

 個人的に、ビートルズは「アナログLPも購入する」というのをポリシーにしているのだけれど、本作はまだ買っていない。どうしようかな。

LIVE AT THE HOLLYWOOD
BEATLES
APPLE
2016-09-09


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 最新号の『レコード・コレクターズ』は「デッカ時代のローリング・ストーンズ」という特集。デッカ時代というのは要するに初期、ほぼ1960年代ということだ。この時代のMONOボックスというのが発売されることに合わせた特集だけど、個人的に音源は基本全部そろっているので、新たな切り口のボックスが出たからといって、買うかどうかは微妙。ていうか、当面忙しく、この雑誌自体、買ったはいいが読んでいるヒマはないな。来月の特集はピンク・フロイドと予告されているが、まあたぶんボブ・ディランに差し替えだろう。(笑)


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 しかし、2年続けて、自分が直に会ったことがある人が、ノーベル文学賞をとるとは思わなかったな。まあ、会ったと言っても、アレクシエヴィチは大使館で働いていた時にビザ対応に出ただけで、ボブ・ディランは2年半ほど前にコンサートで観ただけだが。(笑)

 このブログで過去にボブ・ディランに触れたエントリーを、ちょっとリサイクルしてみる。

2012年9月22日:こちらは間に合わなかった、ボブ・ディランのダウンロード

2014年4月1日:ボブ・ディランのルーツはウクライナ・ベラルーシ(?)にあった

2014年4月9日:ドタバタだったボブ・ディランのライブ


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 10年くらい前だったかな、調査事業でポーランドのグダンスクを訪れ、ある教会に立ち寄ったことがあった。どうもパイプオルガンで知られた教会らしく、そのCDも売っていたので、私は買って帰ってきたのだった。今、調べてみたところ、Gdańsk Oliwa Archcathedralというところだったらしく、ウィキペディアの記事もあるくらいだから、結構有名なのだろう。

 むろん私はパイプオルガン演奏の良し悪しなどはまったく分からないのだが、聴いていると眠くなってくるので、以前は睡眠導入音楽としてちょっと利用していた。そして、最近ではスマホに入れて、職場でBGMとしてイヤホンで聴いている。当方の職場は色んな意味での騒音が酷いので、BGMでそれを遮断したいのだ。これが、自分の本当に好きなジャンルの音楽だったりすると、注意がそっちの方に行って仕事に集中できなくなってしまうが、パイプオルガンは文字どおり、純粋なバックグラウンドの音として、丁度良い。


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 また買ってしまった。美人ピアニスト、三浦友理枝さんの『ショパン:24のプレリュード』。出てる作品、コンプリートしそうな勢いだ。大画面のスマホにジャケ写が表示される今日では、お美しいことは大事です。クラッシックに不案内な当方、演奏が良いのかどうかは、イマイチ良く分からないが。

ショパン:24のプレリュード
三浦友理枝
avex CLASSICS
2014-11-26


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