全然ロシア圏とは関係ない話で恐縮である。夏頃に、Amazonでエアロバイクを購入した。ところが、中国メーカーのその製品は明らかに不良品であり、組み立てている最中から部品がボロボロと落下するような代物だった。
これは酷いと思い、普段は積極的に書いたりしないAmazonのカスタマーレビューを書き、商品の問題点をはっきりと指摘した。で、この商品購入は完全にくたびれ損だったので(返品するために、また分解・箱詰めするという作業まで強いられた)、せめてツイッターのネタにしようと思い、次のようにつぶやいてみた。
中国メーカーはん、例の不良品のエアロバイク、Amazonのレビューで酷評しといたからな。確かあんたら、酷評レビューをした人には裏金渡して、撤回してもらうんやろ? 連絡待っとるで。w (下品なことは関西弁で言う。)
— 服部倫卓 (@httrmchtk) August 8, 2020
「裏金渡して、撤回してもらう」云々は、そんな話を読んだことがあったので、それを揶揄してみたわけである。ただ、それから数ヵ月、音沙汰がなかったので、何だあれは都市伝説だったのかななどと、思っていたところだった。
しかし、今般、本当に出品者から連絡が来たのである。たまたま不良品だっただけであり、本来は良い製品だと主張した上で、私の書いたカスタマーレビューを消去してくれたら、「すぐに3000円のアマゾンギフトカードを差し上げます」ということだった。
あのねえ、3000円って、オレはそんなに安い男じゃないっちゅうの。5000円なら、ちょっと考えるが(笑)。
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服部倫卓「サッカーを通じて見るロシアの国家と社会 ―2018年のワールドカップを契機として」所収