カテゴリ: 日常のあれこれ
2.24問わず語り ―誰も訊いてくれないので自分で語る
帯にまつわるエトセトラ
まさかこの私が共通テストの試験監督とは

HP更新しました。マンスリーエッセイ「まさかこの私が共通テストの試験監督とは」です。よかったらご笑覧ください。
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新年明けましておめでとうございます

皆様、新年明けましておめでとうございます。
東京時代は、元旦はだいたい、自分のマンションから見える東京の初日の出をブログに載せていましたが、10月から住んでいる札幌のマンションは西向きでして。しかも本日の札幌は曇り空で、気温はそんなに寒くはないものの、上掲のような淀んだ風景です。
昨年は、ロシア・ウクライナ戦争に、転職・転居と、公私ともに色んなことがありすぎましたね。一生分のメディア出演と手続きをやったような気がします。残念ながらロシア・ウクライナ情勢は解決の兆しが見えませんが、今年はもうちょっとじっくりと研究に取り組みたいところです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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北の大地に降り立ったオールドルーキー

HP更新しました。マンスリーエッセイ「北の大地に降り立ったオールドルーキー」です。よかったらご笑覧ください。
10月分のエッセイですが、実際に書くのは11月にずれ込んでしまいました。今週末にロシア・東欧学会の報告があり、今朝までそのペーパーを書いていたので。ペーパーが遅れているのに、呑気にエッセイなんか書いてたら、怒られますからね。
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はるばる来たぜ札幌

本日は、東京から、新たな勤務地である札幌への移動日だった。自費なので、費用を抑えるため、エアドゥで移動。
それにしてもバタバタした一日だった。北千住の自宅から羽田に行くのにはバスが一番便利なのだけど、朝は渋滞が怖いから、電車を選択。重い荷物を引きずって、走るように駅にたどり着いたものの、日比谷線が遅れ、予定していた浅草線の空港直行列車に乗れず、急遽モノレールに切り替え、どうにかエアドゥに飛び乗った。都合上、本日中に、札幌市の転入届等の手続きを終える必要があり、何とかそのミッションをクリア。ホテルにチェックインしたら、バタンキュウと倒れこみ、気付いたらこんな時間だ。一応、一日一更新を掲げている当ブログなので、到着のご報告だけ。
今回は取りあえず転入と大学での辞令受領・手続きのために札幌に来たが、まだ本チャンの引っ越しはこれからなのだった。
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サヨナラ東京
東京と札幌のマンションはこんなにも違う
研究者としての自分のスペックを考えてみた
東京下町の初日の出
我々外国語学習者が素人さんから訊かれる三大質問
旅客機絡みの事件に追いかけ回される人生
スプートニクVはデルタ株に効く? 効かない?

個人的なことだが、本日私は、コロナワクチンの2回目だった。非常勤を務めている大学の職域接種なので、モデルナである。
1回目の副反応は、ごく軽微だった。実を言うと、私は低体温の傾向があり、体温計で測ると35℃台のことが多い。モデルナ1回目のあと、しばらく経ってから体温を測ったのだが、35.9℃しかなく、むしろガッカリした。一般的に体温が低いと免疫力が低下すると言われており、個人的にはむしろその方が心配である。本日の2回目接種をもってしても、まだ36℃を超えないようなことがあったら、大いに落胆することだろう。
さて、個人的に少々気になっていたのは、ロシア独自のコロナウイルス「スプートニクV」に関し、「デルタ株には効かないのではないか」といった言説が、一部で語られていたことだった。せっかく自分自身がワクチンを接種した日なので、ちょっとそれについて情報をチェックしてみた。
8月19日のこちらの記事によると、スプートニクVを開発したガマレヤ研究所では、デルタ株に特別に対応したスプートニクVの新タイプを開発したということである。ただし、A.ギンツブルグ所長は、「有効性に関し語るのは時期尚早」と述べていた。
一方、9月10日のこちらの記事によると、ギンツブルグ所長は、デルタ株に対するスプートニクVの有効率は83~94%であり、ファイザーやモデルナの40~52%よりも高いと述べ、スプートニクVの優位性に胸を張った。ただし、この83~94%という数字が、オリジナルのスプートニクVのものなのか、8月に発表したデルタ株に対応した新タイプのそれなのかは、記事からは不明である。
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核戦争におびえた夜 ―私の9.11―
ソ連保守派クーデターで私が起こしたビギナーズラック
浅草ストロバヤさんは綴りを直して元気に営業中
「●●周年」にこだわる私だけど
東日本大震災で私が変わった3つのこと
ロシア研究者に向いてないことがDNAレベルで裏付けられた(?)
ロシア語は私の睡眠導入剤
謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
と言いましても、コロナ禍が続く中で、どうにも心の晴れないお正月ですね。個人的に、文章の執筆・編集を生業としているので、コロナに揺れた2020年も、やること自体に変わりはありませんでした。しかし、外国に一度も行かなかったのは、30年振りくらいでした。また、多くの時間を自宅で過ごし、何やらもうリタイヤしたかのような心境に陥ったこともありました。
私の研究するロシア・NIS諸国の情勢もコロナのパンデミックと連動しながら激動し、特に自分とかかわりの深いベラルーシが8月の大統領選をきっかけに大混乱に陥ったことは思わぬ事態でした。
2021年こそ疫病が退散し、皆様にとって素晴らしい1年となることをお祈り申し上げます。
上の写真は本日、自宅から見た初日の出です。東京は快晴。下の写真のように、富士山もまあまあでした。

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60年前のソ連で何が起きていたか
本当に来た! 中国メーカーからのネガティブ評価削除依頼

全然ロシア圏とは関係ない話で恐縮である。夏頃に、Amazonでエアロバイクを購入した。ところが、中国メーカーのその製品は明らかに不良品であり、組み立てている最中から部品がボロボロと落下するような代物だった。
これは酷いと思い、普段は積極的に書いたりしないAmazonのカスタマーレビューを書き、商品の問題点をはっきりと指摘した。で、この商品購入は完全にくたびれ損だったので(返品するために、また分解・箱詰めするという作業まで強いられた)、せめてツイッターのネタにしようと思い、次のようにつぶやいてみた。
中国メーカーはん、例の不良品のエアロバイク、Amazonのレビューで酷評しといたからな。確かあんたら、酷評レビューをした人には裏金渡して、撤回してもらうんやろ? 連絡待っとるで。w (下品なことは関西弁で言う。)
— 服部倫卓 (@httrmchtk) August 8, 2020
「裏金渡して、撤回してもらう」云々は、そんな話を読んだことがあったので、それを揶揄してみたわけである。ただ、それから数ヵ月、音沙汰がなかったので、何だあれは都市伝説だったのかななどと、思っていたところだった。
しかし、今般、本当に出品者から連絡が来たのである。たまたま不良品だっただけであり、本来は良い製品だと主張した上で、私の書いたカスタマーレビューを消去してくれたら、「すぐに3000円のアマゾンギフトカードを差し上げます」ということだった。
あのねえ、3000円って、オレはそんなに安い男じゃないっちゅうの。5000円なら、ちょっと考えるが(笑)。
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服部倫卓「サッカーを通じて見るロシアの国家と社会 ―2018年のワールドカップを契機として」所収
危機管理が下手な国だと自覚すべき

HP更新しました。マンスリーエッセイ「危機管理が下手な国だと自覚すべき」です。
私は、日本のある実業誌で、年に1回の連載を引き受けています。今般、その原稿として「危機管理が下手な国だと自覚すべき」というコラムを執筆し、編集部に提出しました。私としては、自分の専門はロシア・NISではあるけれど、一般の実業誌でロシアの話をしても、それほど興味を持ってもらえるとは思えず、むしろ私が見るところのコロナ禍の日本の問題を書いて、ロシアの話は日本との比較でちょっと言及する程度にしようと考えて練った内容でした。
ところが、原稿を読んだ編集部から、「先生にはロシア圏の専門家としてご登場いただいているので、ロシア圏の話題を中心にお願いしたい」という反応がありました。まあ、言われてみればそのとおりであり(笑)、当初の原稿は取り下げて、ロシアに重点を置いた内容に差し替えて、再提出した次第です。
そんなわけで、最初に書いた日本を中心にした原稿が、ボツになってしまいましたので、ボツ原稿を掲載し、今月のエッセイに代えさせていただきました。
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私のプチ買い溜め日記

HP更新しました。マンスリーエッセイ「私のプチ買い溜め日記」です。
私自身は、マスクの在庫はあるし、トイレットペーパーもストックがあり、物資で不自由しているということはありません。一部の高齢者のように、朝からドラッグストアだのスーパーマーケットだのに並んで、希少物資を買い占めるなどということは、一切していません。しかし、自分にとって不可欠のある種の物資・食品につき、「これだけあれば、とりあえず当分大丈夫だろう」と思える水準の在庫を構築するということはやっています。今回はそんなことをつらつらと述べました。
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研究所長就任のご挨拶
幸か不幸か、今のところ仕事にまったく影響がない
バラエティ豊かな締切たち

HP更新しました。マンスリーエッセイ「バラエティ豊かな締切たち」です。個人的な話であり、読んでいただいて面白いかは微妙ですが、よかったらどうぞ。
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ロシアの内閣総辞職 昨日だけは勘弁してほしかった

ごく個人的な話で恐縮だが、私の勤務先では『ロシアNIS経済速報』というニュースレターを出しており、普段は統計などの軽めの情報が多いのだが、新年一発目の1月15日号は、年頭に当たっての大所高所からの論考を披露するようにしている。今年は、ユーラシア経済連合が成立してから5周年ということもあり、ロシアとNIS諸国の関係性に着目した「2020年代のロシア・ユーラシア地域秩序を占う」という論考を私が執筆し、昨日その前編を配信したところである。
昨日夕方頃、この号の最終的な編集作業に取り組んでいる際に、ロシアでプーチン大統領による年次教書演説が始まり、「せっかく年頭レポートを出すのに、その日にプーチンが教書って、ヤナ感じだな」などと思っていた。そうは思いつつ、出来上がったレポートを出すしかないので、それを配信し、やれやれと帰宅したところで、衝撃の報道に接した。プーチンが教書で憲法改革を提唱し、その後メドヴェージェフ内閣を総辞職させたというのである。
私としては、ここ1~2ヵ月くらい準備を進めてきたレポートがようやく完成し(まだ前編だけだが)、本日1月16日は当会の創立記念日で休日であり、今日だけは一切仕事をしないで羽を伸ばそうと思っていたのだ。いつかプーチンがメドヴェージェフを解任する時が来るとは思っていたが、2020年1月15日だけは、本当に勘弁してほしかった。個人的に、まだその心の準備はできていなかった。
プーチンは、メドヴェージェフに代わる首相候補として、M.ミシュスチン連邦税務庁長官を指名した。はっきり言って、私を含め、専門家もノーマークだった人物だ。A.クドリン蔵相時代の2010年に税務庁長官に就任したことからもうかがえるとおり、クドリン門下生と見てよさそうである(上のアイスホッケー装束の写真で右がクドリン、左がミシュスチン)。税務庁長官としての仕事振りは、称賛されているようだ。ロシアの首相の場合、実務を粛々とこなすだけの「技術的な」首相なのか、それとも大統領の後継者となりうるような政治的な首相なのかということが注目点であるが、今のところ前者という見方が優勢のようだ。今日のところは以上。
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