カテゴリ: 日常のあれこれ
あれから20年:そろそろ単著を書かないとヤバい
新年明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
2022年10月に北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターに移り、早1年余りが経過しました。慣れないことが多く、周りの皆さんにご迷惑をおかけしてばかりですが、なんとか適応していきたいと思います。
2023年には、コロナ禍で中断していた海外出張を、再開することができました。大学の方針として、今はロシアには行けないのですが、その代わりと申しますか、8~9月には米アラスカでの現地調査に出かけ、11~12月には学会出席のために米東海岸に出張しました。海外は4年振り、訪米に至っては実に26年振りでした。写真は、アラスカ調査の際に目にした氷河の絶景です。
その一方で、2022年には仕事で中標津を訪問したものの、2023年には札幌以外の北海道各地を訪れる機会が一度もありませんでした。札幌も、自宅のある中央区と、大学のある北区にしか出没していません。せっかく北海道にいるので、2024年は北海道の新しいところにせめて1つ、2つくらいは行ってみたいですね。
2024年が皆様にとって素晴らしい1年となることをお祈り申し上げます。
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年末の講演会で犯した痛恨ミス
俺の英語がヤバい
引っ越しの苦労を倍加させたホームシアターの移転
結論から言えばうちらの業界はインボイスに対応する必要なし
10月から消費税が新制度に移行するということで、我々のような副業として時々メディア出演するような専門家にとっては、しばらく前から、納税業者としてインボイス登録をすることを求めるメディアからの依頼がチラホラと届くようになっていた。対応につき悩んでいる同業者の皆様も少なくないのではないか。
そこで、酒井富士子『マンガと図解でよくわかる インボイス 消費税の基本と手続きの仕方がわかる本』を読んで、頭を整理してみた。結論から言えば、我々のような専門家がインボイス申請する必要はなく、今後も副業収入1000万円以下(そんなに行くはずはない)の免税業者として仕事を続ければいいはずだとう考えが固まった。
インボイス登録の必要性に関し、しばしば言われる根拠の一つとして、「フリーランスAとフリーランスBがいて、前者が納税業者登録をしていて、後者がしていなければ、発注者はBに仕事を依頼したらその分控除ができなくなるので、どうしてもAを選択するようになる。だから、登録した方がいい」という話である。
しかし、それはたとえばホームページ制作業者のような、同じような力量の業者が複数存在する世界の話であろう。我々の世界では、たとえば「小泉悠さんがインボイスに対応していないから、対応している服部倫卓さんに依頼しよう」などということにはならないのである。小泉さんには小泉さんにしかこなせない仕事があるから依頼が行くのであって、私にも私の領分があり、インボイス対応が決め手になって人選するなどということはありえない。そもそも専門家への謝礼など大した額でもないので、それに消費税の1割がかかったとしても微々たるものであり、メディアがその有無で専門家を選別するようなことはあるまい。
下手にインボイス登録してしまうと、確定申告の手間が2倍になってしまう。メディアの皆さんには、多少のコスト増となり申し訳ないが、当方は登録なしの免税業者として仕事を続けさせていただく。
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MVC受賞はコメント人生の励み
2.24問わず語り ―誰も訊いてくれないので自分で語る
帯にまつわるエトセトラ
まさかこの私が共通テストの試験監督とは
HP更新しました。マンスリーエッセイ「まさかこの私が共通テストの試験監督とは」です。よかったらご笑覧ください。
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新年明けましておめでとうございます
皆様、新年明けましておめでとうございます。
東京時代は、元旦はだいたい、自分のマンションから見える東京の初日の出をブログに載せていましたが、10月から住んでいる札幌のマンションは西向きでして。しかも本日の札幌は曇り空で、気温はそんなに寒くはないものの、上掲のような淀んだ風景です。
昨年は、ロシア・ウクライナ戦争に、転職・転居と、公私ともに色んなことがありすぎましたね。一生分のメディア出演と手続きをやったような気がします。残念ながらロシア・ウクライナ情勢は解決の兆しが見えませんが、今年はもうちょっとじっくりと研究に取り組みたいところです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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北の大地に降り立ったオールドルーキー
HP更新しました。マンスリーエッセイ「北の大地に降り立ったオールドルーキー」です。よかったらご笑覧ください。
10月分のエッセイですが、実際に書くのは11月にずれ込んでしまいました。今週末にロシア・東欧学会の報告があり、今朝までそのペーパーを書いていたので。ペーパーが遅れているのに、呑気にエッセイなんか書いてたら、怒られますからね。
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はるばる来たぜ札幌
本日は、東京から、新たな勤務地である札幌への移動日だった。自費なので、費用を抑えるため、エアドゥで移動。
それにしてもバタバタした一日だった。北千住の自宅から羽田に行くのにはバスが一番便利なのだけど、朝は渋滞が怖いから、電車を選択。重い荷物を引きずって、走るように駅にたどり着いたものの、日比谷線が遅れ、予定していた浅草線の空港直行列車に乗れず、急遽モノレールに切り替え、どうにかエアドゥに飛び乗った。都合上、本日中に、札幌市の転入届等の手続きを終える必要があり、何とかそのミッションをクリア。ホテルにチェックインしたら、バタンキュウと倒れこみ、気付いたらこんな時間だ。一応、一日一更新を掲げている当ブログなので、到着のご報告だけ。
今回は取りあえず転入と大学での辞令受領・手続きのために札幌に来たが、まだ本チャンの引っ越しはこれからなのだった。
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サヨナラ東京
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旅客機絡みの事件に追いかけ回される人生
スプートニクVはデルタ株に効く? 効かない?
個人的なことだが、本日私は、コロナワクチンの2回目だった。非常勤を務めている大学の職域接種なので、モデルナである。
1回目の副反応は、ごく軽微だった。実を言うと、私は低体温の傾向があり、体温計で測ると35℃台のことが多い。モデルナ1回目のあと、しばらく経ってから体温を測ったのだが、35.9℃しかなく、むしろガッカリした。一般的に体温が低いと免疫力が低下すると言われており、個人的にはむしろその方が心配である。本日の2回目接種をもってしても、まだ36℃を超えないようなことがあったら、大いに落胆することだろう。
さて、個人的に少々気になっていたのは、ロシア独自のコロナウイルス「スプートニクV」に関し、「デルタ株には効かないのではないか」といった言説が、一部で語られていたことだった。せっかく自分自身がワクチンを接種した日なので、ちょっとそれについて情報をチェックしてみた。
8月19日のこちらの記事によると、スプートニクVを開発したガマレヤ研究所では、デルタ株に特別に対応したスプートニクVの新タイプを開発したということである。ただし、A.ギンツブルグ所長は、「有効性に関し語るのは時期尚早」と述べていた。
一方、9月10日のこちらの記事によると、ギンツブルグ所長は、デルタ株に対するスプートニクVの有効率は83~94%であり、ファイザーやモデルナの40~52%よりも高いと述べ、スプートニクVの優位性に胸を張った。ただし、この83~94%という数字が、オリジナルのスプートニクVのものなのか、8月に発表したデルタ株に対応した新タイプのそれなのかは、記事からは不明である。
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核戦争におびえた夜 ―私の9.11―
ソ連保守派クーデターで私が起こしたビギナーズラック
浅草ストロバヤさんは綴りを直して元気に営業中
「●●周年」にこだわる私だけど
東日本大震災で私が変わった3つのこと
ロシア研究者に向いてないことがDNAレベルで裏付けられた(?)
ロシア語は私の睡眠導入剤
謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
と言いましても、コロナ禍が続く中で、どうにも心の晴れないお正月ですね。個人的に、文章の執筆・編集を生業としているので、コロナに揺れた2020年も、やること自体に変わりはありませんでした。しかし、外国に一度も行かなかったのは、30年振りくらいでした。また、多くの時間を自宅で過ごし、何やらもうリタイヤしたかのような心境に陥ったこともありました。
私の研究するロシア・NIS諸国の情勢もコロナのパンデミックと連動しながら激動し、特に自分とかかわりの深いベラルーシが8月の大統領選をきっかけに大混乱に陥ったことは思わぬ事態でした。
2021年こそ疫病が退散し、皆様にとって素晴らしい1年となることをお祈り申し上げます。
上の写真は本日、自宅から見た初日の出です。東京は快晴。下の写真のように、富士山もまあまあでした。
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