こちらのニュースによると、ウクライナの省庁間外国貿易委員会はこのほど、自動車の輸入関税を引き上げることを決定した。6月6日、P.ポロシェンコ経済発展・商業相が記者会見で発表した。現行の輸入関税率は10%だが、1,000~1,500ccの車には6.46%が、1,500~2,000ccの車には15.1%が上乗せされ、それぞれ16.46%と25.1%になる。これが3年間適用される。
省庁間外国貿易委員会は2011年6月より輸入自動車に対する反ダンピング調査を進め、今回の決定に至った。ただし、ポロシェンコ大臣は、「委員会の決定は下されたが、現在大口の貿易パートナーと本件につき協議している」と述べており、まだ流動的な要素もあるかもしれない。
大臣によれば、ウクライナへの自動車輸入の拡大で、過去3年間の間に、ウクライナ自動車産業の1.2万人が職を失ったという。
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