2007

 中国と欧州をコンテナ鉄道輸送で結ぶ「中欧班列」は、実は私の隠し芸的な研究テーマの一つである。その話題は昨日も取り上げたが、このほど中国鉄道が開設した中欧班列のHPがあることを確認したので、今日はそのことに触れておきたい。

 このHPは、2023年10月に開設されたらしいのだが、個人的には今般初めてその存在に気が付いた。中国語・英語・ロシア語の3言語になっている点は感心するが、ただ中国語情報の更新の方がさすがに少し早いようだ。

 実を言うと、これまで私は、中欧班列の輸送実績の数字を調べる際に、根性ネット検索で調べており、けっこう骨が折れた。実は、今般見付けた中欧班列HPのデータコーナーを見れば、最新統計がバッチリ出ていることが分かり、今後はこれを使おうと思う。輸送総量だけでなく、発着都市や国境通過地点のデータなども調べられるので、そのうちじっくり吟味してみたい。また、中国⇔欧州だけでなく、中国⇔アジアというデータも出ており、後者が何を指しているか個人的にはよく分からないのだが、これもそのうち確認してみたい。


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ