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 昨日に続き、ロシア・エネルギー戦略の続きをやろうと思ったのだが、時間がないので、別の簡単な話題。

 最近は日本でも「洋画離れ」ということが言われている。他方、ロシアと言えば、一昔前までハリウッド映画のヘビーユーザーだった。それが、欧米の制裁により、米国企業がロシアに作品を公式供給しなくなったためか、こちらの記事によると、ロシアで上映される映画のうちロシア国産のシェアが非常に高くなっているということだ。

 記事によると、ロシアのO.リュビーモヴァ文化相はこのほど、現時点でロシアで上映される映画のうち79%がロシア国産映画であると発言した。2024年には7本ものロシア映画が興行収入10億ルーブル超えのヒット作になったという。具体的には以下の7作だが、文化に疎い当方は全く不案内な世界だ。

  1. "Холоп-2"(38億ルーブル)
  2. "Бременские музыканты"(30億ルーブル)
  3. "Мастер и Маргарита"(23億ルーブル)
  4. "Лед-3"(19億ルーブル)
  5. "Сто лет тому вперед"(15億ルーブル)
  6. "Летучий корабль"(11億ルーブル)
  7. "Три богатыря и пуп Земли"(11億ルーブル)

 なお、米企業が公式にハリウッド映画を配給しなくても、ロシアの映画館がどこかからコピーしてきた洋画をオマケの「長い予告編」などと称して違法上映するような現象があると以前聞いたが、最近はどうなっているのだろうか。


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