こちらの記事が、ロシア・エネルギー省の情報源に基づき、ロシアの石炭輸出の不振につき伝えているので、軽く紹介する。上図に見るとおり、主力の中国、インド、トルコ向け輸出が振るわないようだ。
記事によると、ロシア石炭輸出の不振は、輸送、国際決済の問題と、競争の激化によるものということだ。
2024年1~9月の輸出量が1億3,250万tで、前年同期比17%減だった。うち、一般炭が1億830万tで17%減、原料炭が2,430万tで3%減だった。主な国への1~9月の輸出量は以下のとおり。
- 中国:5,370万t(9.5%減)
- インド:2,010万t(23%減)
- トルコ:1,530万t(35%減)
- 香港:1,040万t(10.5%増)
- ベラルーシ:570万t(1600%増)
- ベトナム:110万t(370%増)
- 韓国:50万t(38%減)
- 日本:38.6万t(89%減)
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