ロシアの首都郊外であるモスクワ州に、ドゥブナ経済特区というのがある。私なども、前の職場の時に調査に訪れたりしたものだった。最近ではクロンシュタット社によるドローン開発の拠点になっていたりもする。こちらの記事によると、ドゥブナ経済特区を舞台に国際経済特区フォーラムが開催されるということである。もっとも、容易に想像されるように、参加国はロシアにとっての「友好国」ばかりのようだ。
記事によると、ドゥブナを舞台に、10月3、4日に国際経済特区フォーラムが開催される。BRICS諸国、ASEAN諸国、ベラルーシ、イラン、ウズベキスタン、タジキスタン、UAEなど、25ヵ国から約400名の参加者が参加予定である。
フォーラムのビジネスプログラムでは、全体会議「現代経済における経済特区の発展と展望」が開かれ、ロシア政府、経済発展省などの連邦省庁、モスクワ州政府、諸外国の代表者が参加する。また、多くのパネルディスカッションやセッション、円卓会議、特区の国際会議、国内初の教育プログラム「地域開発リーダー:経済特区の創造と開発」の参加者によるプロジェクト発表、その他のビジネスイベントも開催される。
Ye.ジノヴィエヴァ投資・産業・科学相によると、今年のフォーラムは2回目の開催となる。このフォーラムは、経済特区の開発、投資の誘致、成長ポイントの創出、産業クラスターへのアプローチについて議論し、練り上げるためのプラットフォームである。このフォーラムは、当局と企業との対話の場であり、経済特区やインフラ施設の整備に関する国際的な経験交流の場でもある、という。
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