戦争にもかかわらず、ほぼほぼ平常運転を続けるロシアの国民生活だが、しばらく前から表面化していた問題として、ガソリンと卵の品薄および値上がりがあった。このうち、卵に関しては昨年暮れにロシア政府がアゼルバイジャンとトルコから関税免除で緊急輸入することを決めたと報じられた。しかし、こちらの記事によると、実際にロシアへの卵供給量が最も多かったのは、ベラルーシだったようである。
記事によると、2024年上半期に、ロシアはベラルーシ、アゼルバイジャン、トルコから4億4,770万個の卵を輸入した。うち、ベラルーシが3億6,300万個、アゼルバイジャンが4,650万個、トルコが3,820万個だった。ベラルーシからの輸入は、前年同期の2.4倍に上った。なお、卵の輸入関税は、アゼルバイジャンについては2023年11月から、トルコについては2023年12月29日から免除されている(ベラルーシとは関税同盟なので最初から輸入関税なし)。
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