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こちらに見るように、このほどロシアの経済メディアのエクスペルトが、ロシアの諸地域(連邦構成主体)の経済健全性ランキングと称するものを発表した。ロシアが編入を主張しているクリミア共和国、セヴァストポリ市までを含めた85地域を対象に、様々な経済指標を総合して、各地域の経済健全指数を弾き出して、ランク化したものだ。地域の経済健全性ランキングというのは個人的に初めて見たので、興味を覚えたが、結論から言うとあまり面白みはない結果となった。
85地域のうち、上位20地域を見たのが、上表である。上からサンクトペテルブルグ市、モスクワ市、ヤマル・ネネツ自治管区、サハリン州、ハンティ・マンシ自治管区、タタルスタン共和国、サハ共和国、モスクワ州、レニングラード州、チュメニ州と並んでいて、ここまでがベスト10。ベスト10は、大都市圏か、資源地域ばかりだ。ただ、11~20位は若干様相が変わり、工業地帯と、なぜか極東の諸地域が並んでいる。
逆に、ワースト20が下表のとおり。ビリから順に10地域だけ見ていくと、イングーシ共和国、カラチャイ・チェルケス共和国、トゥヴァ共和国、北オセチア共和国、チェチェン共和国、カルムィク共和国、モルドヴィア共和国、マリ・エル共和国、クルガン州、ダゲスタン共和国と続いており、ほぼほぼ民族共和国で、しかも辺境のムスリム系が目立つ。
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