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 専門外なので、モスクワでのテロ事件については特にフォローも情報発信もしていないが、こちらの記事が現場となったクロックスシティの経済損害額と保険処理の問題について伝えているので、簡単に整理しておく。なお、現場は、かつて自動車展示会が盛大に開催された見本市会場を併設しており、私なども足繁く通った場所なだけに、個人的にも心は穏やかでない。

 記事によると、クロックスで発生したテロ事件による火災の被害額は100億ルーブルを超える可能性があり、その調査や損害の清算には最長で2年かかるという。保険市場関係者がタス通信に語った。

 同氏によると、この種の損失の検証は長期間に及ぶと考えられる。というのも、燃焼生成物が建物の他の部分を損傷し、高温が隣室の金属構造物の強度特性を侵害する可能性があるため、損傷量の評価と構造的特徴の詳細な評価が必要だからである。

 これは決して、保険会社が意図的に手続きを長引かせるということではない。保険会社は、瓦礫の撤去、隣接する建物の構造強度検査、建物再建の見積もり作成、焼失した建物と他の建物の冬期間の断熱費用、その他多くの支出項目などのために、前払金を支払う可能性もある(それらが保険契約に含まれていればの話だが)。


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