もう1年半ほど前のものだが、こちらの記事に掲載されている図解資料が興味深い。ロシアの主要港の貨物処理能力を比較したもので、主な貨物や行き先なども付記されている。たとえば、2022年に実際にどれだけの貨物が処理されたかという数字はありふれているのだが、今回のようにキャパシティを比較した資料はあまり見たことがないので、チェックしておくことにする。
なお、『ロシア新聞』のサイトにはよくあることだが、上図は確かに上掲記事付属の図解資料なのだが、なぜかそのページを閲覧してもページ上には表示されないという、怪奇現象となっている。
というわけで、ロシアの港を、年間貨物処理能力の多い順に並べると、ベスト10は以下のとおりとなる。ただし、完全に網羅的かどうかは定かでなく、たとえば新興のタマニ港やサベッタ港もすでに3,000万tくらいのキャパはあるはずだが、ここには登場しない。
- ノヴォロシースク港(2億890万t)
- ウスチルガ港(1億3,000万t)
- サンクトペテルブルグ港(1億1,000万t)
- プリモルスク港(8,959万t)
- ヴォストーチヌィ港(6,670万t)
- ヴァニノ港(5,000万t)
- トゥアプセ港(3,800万t)
- ナホトカ港(2,660万t)
- ムルマンスク港(2,460万t)
- アストラハン港(1,000万t)
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