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 日本のJTIとかがロシアで商売を続けていることを、批判する方がいるけど、感情的すぎません? ロシア国民から健康を奪い、タバコ代金までむしりとるなんで、素晴らしいじゃないですか。もちろん、その結果として、ロシア財政に納税をするわけだけど、ロシアにタバコ需要がある以上、誰かが作って誰かが売るわけで、いずれにしたってタバコ税収は入る。それを外資が担った方が、ロシアにとっての経済的なマイナスは大きくなるわけで。

 とか何とか言っていたら、こちらに見るとおり、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)社はこのほど、ロシアおよびベラルーシにおけるビジネスを売却する契約を結んだ。2022年3月に撤退を発表していたが、ようやくそれにこぎ着けたことになる。なお、同社は2022年上半期にロシアで12億ドルの損失を計上していた。

 BATはロシアで、Kent、Rothmans、Vogue、Dunhill、Pall Mall、Lucky Strike、Ява золотая、そして電子タバコのGloを展開している。

 今回の売却はマネジメントバイアウトの形をとり、旧経営陣の結成したコンソーシアムが受け皿となる。コンソーシアムは今後、ITMS Groupと名乗ることになる。買収金額は明らかになっていない。今後BATはロシアおよびベラルーシでの事業にはかかわらない。


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