そんなわけで、アラスカでの現地調査が終わろうとしている。移動でバタバタするので、本日のブログは、アラスカ現地調査の際に見かけた野生動物の写真だけお目にかけてお茶を濁すことにする。
まず、氷河を見学に行った際に、船上から見えたラッコ。ラッコは割とありふれた存在らしく、個体数は多そうだった。ただ、岸の近くではなく、湾の真ん中あたりに漂っているのが、少々意外だった。あんな深いところでは、エサの貝とかをとりにくいような気がするのだが。
井田仁康 三笠書房 2023年07月
あとは、北極海に面したアラスカ北岸のノーススロープという地域にあるプルードベイという石油の街の写真になる。まず、これはレアだそうだが、ジャコウウシの群れを見かけた。手前に見えるのは石油パイプラインで、こうした野生動物の通行を妨げないように、地上から浮かせて設置されている。
次は比較的ポピュラーで、カリブー(北米のトナカイ)は結構見かけた。季節によってはもっと大群も見ることができるはずだが、今回我々が目にしたのは群れではなく、はぐれ個体ばかりであった。
最後に、ホッキョクグマにも遭遇したので、その写真もお目にかける。ただ、案内の人がシロクマだと言っていただけで、私は良く分からなかった。下の写真で、左下に寝そべっているのがシロクマだというのだが、本当だろうか。場所は、石油採掘のために作られた人工島だったのだが、果たして。
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