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 ロシアでは毎年9月に入学式があって新しい教育年度が始まるのだが、初日の9月1日には小学1年生が花束を担任の先生に渡すのが恒例になっている。なんだか子供でなく先生が主役のようで、我々日本人は少々違和感を覚えるのだが、とにかくそういう習慣なのだから仕方がない。

 それで、こちらの記事が、ロシアではこの8月に4,580万ドルの生花が輸入されたということを伝えている。ロシアでは花を贈る機会が日本より多そうではあるが、8月の4,600万ドルは明らかに新学期需要による部分が大きいだろう。まだロシアには余力がありそうだなとか、花は制裁対象になってないのかとか、ウクライナの新学期はどうだったのだろうとか、色んなことを思わされる。

 4,580万ドルの生花は、重量にして6,400tとなる。輸入の45%がオランダから、37%がエクアドルからであった。主な花の種類は、バラが35%、キク類が28%など。北西管区税関での通関が52%、モスクワ税関での通関が41%だった。


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