
こちらの記事が、モスクワ~サンクトペテルブルグ高速鉄道をめぐる動きについて報じているので、要旨を整理しておく。
記事によると、モスクワ~サンクトペテルブルグ高速鉄道が2028年にも開通する可能性があると、このほどV.イヴァノフ運輸次官が語った。実現すれば、両都市の移動時間は2時間15分に短縮される。
この高速鉄道計画は、2021年8月にいったん合意したが、断念の可能性があるという報道が数ヵ月後に出ていた。その後M.フスヌリン副首相は、建設が段階的に行われるとの見通しを示していた。
本年6月にはV.サヴェリエフ運輸相が、高速鉄道はミンスクまで延伸される可能性があり、すでに建設と車両生産に関心を寄せている投資家もいると発言していた。
今年のペテルブルグ国際経済フォーラムではセヴェルスターリ社のA.モルダショフが、プロジェクトへの出資の可能性を示唆。一方、ロシア鉄道のO.ベロジョーロフ社長は、すでに車両の開発に着手していると述べていた。
運輸省によると、プロジェクト総額は1.7兆ルーブルとなるが、採算がとれるので連邦財政からの支援は要しないとされている。
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