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 昨日26日、ゼレンスキー・ウクライナ大統領と習近平中国国家主席がビデオ会談を行った。現時点で私がフォローしている中心的なテーマは、黒海穀物イニシアティブが5月以降も継続されるかということであり、実はこのプロジェクトでウクライナ産穀物を最も多く受け入れている国が中国であるという事実がある。昨日の会談で、その件について交わされたやりとりを、こちらの記事などが伝えているので、以下骨子をまとめておく。

 ゼレンスキー大統領が明らかにしたところによると、会談の中で習近平主席は、黒海穀物イニシアティブ、国連世界食糧計画のプログラム「ウクライナからの穀物」を支持する旨を述べた。

 ゼレンスキーは、「航行と通商の自由に関し、中国が我が国と同じ見解を有していることは、きわめて重要である。私は習近平氏に、食料の海路輸出再開に向けた我が国の努力につき説明した。そして、黒海穀物イニシアティブ、その延長、また我が国による人道的活動、とりわけ『ウクライナからの穀物』プログラムを支持しているとの発言を聞くことができた」と明らかにした。


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