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 こちらに見るとおり、ロシア・ガスプロム社のA.ミレル社長が、2022年の同社の活動実績について語っている。日本からガスプロムのHPはアクセスできず、「見れる?」という状態なわけだが、そこは各自工夫して解決してほしい。以下、発言要旨をまとめておく。

 我が社はロシアの地方のガス化に取り組んでおり、2年連続で計画を超過達成した。2022年には450以上の集落に向けてガス管を敷設した。

 2022年にガスプロム・グループは、各レベルの財政に5兆ルーブル以上の歳入をもたらし、これは新記録となった。

 2022年の天然ガス採掘は4,126億立米、旧ソ連域外への輸出は1,009億立米だった。(注:上記サイトには明記されていないが、2021年の天然ガス採掘は5,148億立米、旧ソ連域外への輸出は1,851億立米だった。そこから計算すると、2022年の採掘は19.9%減、旧ソ連域外輸出は45.5%減ということになる。)

 ガスプロムは「シベリアの力」を通じた中国へのガス輸出を拡大しつつある。2022年には中国側の要請によりしばしば供給量が日量契約量を上回る形となり、結局通年でも年間契約量を上回ることとなった。また、これも中国側の要請により、我々は数日前倒しで12月31日から、2023年の日量契約量を供給開始した。かくして、2023年1月1日より、根本的に新たな中国向けの供給量へと移行した。

 中国との関係は、今後の2つの輸送ルートによっても発展を遂げることになる。極東ルートと、モンゴル経由ルートである。極東ルートに関しては契約が調印され、モンゴル経由ルートに関しては検討中である。3ルートを合わせると、中国向けの供給量は年間1,000億立米に達する。

 (注:2022年にガスプロムが中国向けに結局どれだけの量を供給したかは不明。こちらの記事によれば、2021年の供給実績は103.9億立米、2022年の計画量は150億立米、2023年の計画量は220億立米となっている。)


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