ナフサというのは、石油を精製して作られ、石油化学工業の最も基礎的な品目となる。ロイターのこちらの記事が、そのナフサを、韓国がチュニジアから大量に輸入しており、実はそれがロシア産だということを伝えている。

 記事によると、韓国は世界最大のナフサ輸入国で、昨年はロシアから59万tを輸入し、これは韓国の全輸入量の4分の1に上った。

 ウクライナ侵攻開始後に、ロシアからの輸入は途切れたが、その一方で韓国は10月に8.2万tのナフサをチュニジアから輸入している。チュニジアからの輸入は、2019年以来なかったものである。韓国は11月にもチュニジアから27.4万tを輸入予定である。

 ロシア産ナフサがチュニジアのLa Skhirra港に入荷するようになったのは今年8月のことであり、チュニジアからは10月に初めて韓国向けにナフサが出荷された。チュニジアがナフサを輸入することは稀だが、今年8~11月には41万tをロシアから輸入している。

 ロシア筋は、La Skhirra港への輸送は保管のためであり、その間にトレーダーが価格の好転を待つのだと説明している。

 ただ、ロシアからチュニジアに向かったナフサ輸送船9隻のうち、4隻はCoral Energyが傭船した。同社によれば、同社はチュニジアに保管施設がなく、第三国の需要家に転売されるという。

 ロシア・ノヴォロシースク港からチュニジアのLa Skhirra港に向かったナフサ船、La Skhirra港から韓国に向かったナフサ船は、それぞれ下表のとおり。

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