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 誤解されることがあるが、ロシアでYouTubeは別に禁止されているわけではない。なので、人々が望みさえすれば、プーチン体制にとって不都合な内容の動画を観ることも可能である。

 そのロシアで、この夏にYouTubeの視聴が増える傾向が見られたという。しかし、これは人々が真実を求めてYouTubeを頼ったというよりも、むしろ報道から逃避するためにYouTubeに娯楽を求めたということだったようである。

 こちらの記事によると、Mediascopeという調査機関による調査結果が明らかになった。7月、8月に、ロシア国民のYouTube視聴時間が伸びる傾向が見られた。その原因は、人々がニュースから距離を置きたかったこと、ロシアの映画サイトで観られなくなった旧作映画をYouTubeで探したこと、インスタやTikTokがロシアで禁止されたことで一部の機能が重複するYouTubeの利用が増えたことなどであった。ロシアの政権当局はYouTubeの一部コンテンツにクレームをつけているが、それに完全に代わるものがないので、ロシアでYouTubeがブロックされることは考えにくいと、専門家らは考えている。


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