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 こちらの記事が、上海協力機構の首脳会議で、プーチン・ロシア大統領が肥料に関し注目すべき提案を行ったことを伝えている。

 記事によると、首脳会合でプーチンは以下のように訴えた(以下プーチン発言ママ)。ロシアは、EUの港で滞留している30万tのロシア産肥料を、途上国に無償で提供する用意がある。本件に関してはすでに国連事務総長に伝えた。

 ロシアとしては、ロシア産肥料が制裁から外されたことは歓迎するが、制限を解除したのはEU諸国だけで、彼らだけがロシア産肥料を購入できる状態にある。途上国、最貧国はどうしたらいいというのだろうか? この席に国連事務次長が同席している機会を利用し、言葉ではなく行動で、明らかに差別的な制限措置を撤廃するよう、欧州委員会の人々に働きかけてくれるようお願いしたい。

 ロシアは穀物の輸出を拡大しつつあり、今年は3,000万tを、来年は5,000万tを輸出する。ロシアの穀物輸出の90%はアジア、アフリカ、中南米諸国向けである。

 以上がプーチンの発言要旨であった。なお、7月にロシア、ウクライナ、トルコ、国連がウクライナ産穀物取引で合意した際に、ロシア産農産物の輸出に関する制限撤廃についても合意し、ロシアは両合意が同時並行的に実施されるべきだとの立場をとっている。


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