以前はよく、多忙でブログのネタがない時に、ロシア等のネットに出た図解資料を拝見してお茶を濁すということをやっていたが、久々にそのパターン。
今回は、こちらに見るように、ロシアの『論拠と事実』紙のサイトに出た図解資料を参照してみたい。世界各国のうち、対ロシア制裁に参加している国を紅組、参加していない国を白組と見立て、その力関係を示したものである。主要指標は、以下のような比率になっている。
- 人口 赤14.9%:白85.1%
- GDP 赤42.2%:白57.8%
- 軍事支出 赤61.4%:白38.6%
- 小麦収穫量 赤34.2%:白65.8%
- 天然ガス埋蔵量 赤10.4%:白89.6%
- 石油埋蔵量 赤4.8%:白95.2%
かつて冷戦時代に、米国とソ連で人口だの鉄鋼・小麦の生産量だの、そういうのを比較したCIA資料があったが、それを彷彿とさせる。紅組が上回っているのは軍事費だけであり、「反ロシア勢力など取るに足らず」とでも言いたげである。半導体生産量とか、旅客機生産量とか、そういうのも入れたらどうか。
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